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熊本城デザインのiPhoneケース 1個あたり3000円を城の復旧に

   電子基板の製造および電子部品の販売などを手がける電子技販(大阪府吹田市)は、基板アート雑貨「PCB ART moeco」から、熊本城デザインのiPhoneシリーズ向けケースの予約受付を、2018年9月21日にクラウドファンディングサイト「Makuake」で始めた。発送は12月中の予定。

  • 災害からの復興を目指す「熊本城」の美しい姿を背面に再現
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宇土櫓部分の赤色LEDが光る

   発表資料によると、同社の"基板愛"と、デザインに協力したタレント・田村淳さんの"熊本城愛"の想いがこもった製品。販売1個あたり3000円が、16年4月の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城の復旧用途として熊本市へ寄付するとのことだ。

   熊本城総合事務所から「大天守」「小天守」「宇土櫓(うとやぐら)」の図面をもらい、基板用CADで精密にデザインした。宇土櫓の破風(はふ)下の懸魚(げぎょ)部分に赤色LED1個を内蔵。iPhoneが発する微弱な電波を電力に変換し、強い電波を発した際にバッテリー不要でLEDが光るギミックを備える。

   ラインアップは、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone 8 Plus/7 Plus向けが各1万5120円(税込)。iPhone XS/X、iPhone 8/7、iPhone SE/5s/5向けが各1万4040円(同)。

   そのほかクラウドファンディングでは、ICカードクリップ、ICカードケース、基板アート カスタム名刺50枚、額装入り絵画などのコースを用意している。