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スパークリング清酒「澪」に相性ピッタリのショコラ パリの人気パティシエが開発

   フランス・パリで人気のパティスリー(洋菓子専門店)「アルノー・ラエール」が2018年10月14日、新作ショコラ「パリ トウキョウ」を発表し、今年1月に日本1号店としてオープンした広尾本店(東京都渋谷区)で試食会が行われた。

   2007年に「M.O.F」(フランス国家最優秀職人章)を授与されたショコラティエ(チョコレート専門の菓子職人)のアルノー・ラエール氏が、宝酒造のスパークリング清酒「澪」に合うショコラとして開発したものだ。

  • 「アルノー・ラエール」、写真はアルノー・ラエール氏
    「アルノー・ラエール」、写真はアルノー・ラエール氏
  • 「アルノー・ラエール」、写真はアルノー・ラエール氏
  • 「パリ トウキョウ」
  • 「澪」との相性が抜群
  • 内観
  • ショコラも多数
  • 外観
  • アルノー・ラエール氏

「口の中でゆっくり溶かして味わって」

   アルノー氏によると、「パリ トウキョウ」開発のきっかけは、著名なパティシエのショコラが集まる「サロン・デュ・ショコラ パリ 2017」。このイベントで宝酒造の「松竹梅白壁蔵『澪』スパークリング清酒」とショコラの相性の良さに感銘を受け、「澪」に合うショコラを自身でつくりたいと考えたという。

   「パリ トウキョウ」という名前には、「パリのアトリエでつくった」点と「トウキョウ(日本)のためにつくった」点を踏まえ、「エレガンスで大好きな2つの国の架け橋になれば」との思いを込めた。

   ショコラの中身はアーモンドをペーストした層とレモンジュレを使用した層の2層で、外はミルクチョコレートでコーティングしている。「澪」が持つ柑橘系のフルーツの風味を意識してのことだ。

   試食タイムになると、アルノー氏は「口の中でゆっくり溶かして味わって」と勧めた。記者も1粒食べてから「澪」を飲んでみると、外はカリッと、中はなめらかなガナッシュで心地よい食感だった。レモンの優しい甘さと爽やかな風味が、フルーティーな微炭酸の「澪」とよく合った。

   「パリ トウキョウ」はバレンタインデーにあわせて、2019年1月15日~2月14日まで、広尾本店のみで販売する。1粒378円。