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ツイッター「いいね」すぐに廃止したい CEO「爆弾発言」に戸惑うユーザー

   米ツイッター社は2018年10月29日(以下すべて日本時間)、同社の「いいね」機能が廃止されるとの報道に、「サービス全般を再考中」とのコメントを発表した。

   これを受け、日本のツイッターユーザーからは、「なくなったら困る」との声が相次いでいる。

  • ツイッター社の見解
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「いいね」欲しさにSNS中毒に陥る?

   英紙「テレグラフ」(電子版)の29日付記事によれば、ツイッターのジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)が先週のイベントで、「ツイッターでの議論の質を改善するため」に「いいね」機能はすぐに廃止したい、と述べたという。

   理由は書かれていないものの、記事は心理学者の話として「友人からの承認(いいね)欲しさにSNS中毒に陥っている人がいる可能性がある」と指摘。この傾向が続くと、若者が十分納得できる数の「いいね」がもらえなかったツイートを削除するようになる、と予想している。

   ツイッター社は18年2月、いいね機能の役割の一部「お気に入りの投稿を保存」を"代替"する「ブックマーク」機能を導入していた。

   日本のツイッターユーザーからは「いいねが廃止されちゃったら私生きていけない」「いいね機能廃止されるのはつらすぎるな......」と残念がる投稿が相次いでいる。

ツイッター社「サービス全般を再考中」

   米ツイッター社の公式アカウントは10月29日、先のテレグラフの記事を引用しつつツイッターで声明を発表した。社の見解として、

「健全な議論を促すために、いいね機能も含めてサービス全般を再考中。まだ計画は初期段階で、現時点で伝えられることはない」

と書き込んだ。