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畠山愛理「最初で最後にします」 写真集は「超お宝」になりそう

   新体操日本代表「フェアリージャパン」の一員として五輪に2度出場し、現在キャスター、モデルとして活躍する畠山愛理さんが2018年11月5日、自身初の写真集「CONFESSION」(講談社)を発売した。11月7日には取材会に出席した。

   実は、一度は写真集の依頼を断ったという。その理由とは。

  • 畠山愛理さんと写真集「CONFESSION」
    畠山愛理さんと写真集「CONFESSION」
  • 畠山愛理さんと写真集「CONFESSION」
  • 畠山さんお気に入りの1枚
  • メディアからのリクエストが相次いだ「新体操ポーズ」

「『できない』と決めつけずに、挑戦しよう」

「私がやっていいのかなとか、元アスリートが写真集って世間はどう思うかなとか...」

   畠山さんは「とにかく自信がなかった」と、葛藤があったことを明かした。しかし小中学校を訪れ、子どもたちに向けて講演をするなかで気持ちに変化が起きたという。

「子どもたちに『挑戦しないまま決めつけたり、自分にはできないと思わないで、まずやってみよう』と話しているので、私も写真集について『できない』と決めつけずに、挑戦しようと思いました」

   司会者から「写真集の出来栄えを新体操の点数にしてみるとどうか」と尋ねられると、畠山さんは「それはもう、周りの方に評価していただくこと」としつつも、「『こういう表情をしよう』、『今笑おう』ではなく、その時の気持ちをそのまま表に出せているので、いい写真集になっているんじゃないかと思います」と語った。

   撮影地に関する質問も飛んだ。「なぜポルトガルの首都・リスボンを撮影の舞台に選んだのか」と聞かれると、当初は現役選手時代に練習地としていたロシアが候補地に挙がっていたと明かした。ただ、「ロシアだと新体操や昔の自分のことを思い出して強い気持ちになってしまい、オフの自分が出せない」として断念。写真をいろいろと見て、「ここで撮りたい」と感じたリスボンに最終的に決めたという。

   「撮影に挑戦してよかった」と笑顔を見せた畠山さん。ただ第2弾写真集は「ないです、最初で最後にします(笑)」と断言し、会場は笑いに包まれた。