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これはイジられそう ゴーン会長逮捕でも「やったぜ!日産」キャンペーン中

   カルロス・ゴーン会長とグレッグ・ケリー代表取締役が2018年11月19日、金融商品取引法違反の疑いで逮捕され、騒動の渦中にある日産自動車。

   その日産、9月29日~11月30日の期間に「やったぜ!日産」と題し、クルマなどが当たるキャンペーンを実施しているのだが...。

  • キャンペーンサイトより
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ツイッターでは「やっちまったな日産」

   キャンペーンは、日産車の購入資金50万円、もしくは日産車が抽選で当たる企画だ。

   キャンペーン名に使われている「やったぜ!日産」の意味は編集部で調べた限り不明だが、15年に歌手・矢沢永吉さんを起用したCMなどで使っていたキャッチフレーズ「"やっちゃえ"NISSAN」にかけたとみられる。

   11月19日にゴーン会長らが逮捕されると、ツイッターでは「やっちまったな日産」と揶揄(やゆ)される事態に。ホンダ車の販売店の公式ツイッターは同日、「やったぜ日産 カルロス・ゴーン逮捕!」と投稿し、その後「大変不適切な表現」だったと公式サイトで謝罪する騒動も起きた。

   キャンペーン自体に「罪」はないが、タイミングとして少々バツが悪い格好となっている。

   なお、17年9月に無資格検査問題が発覚した際は、「日産121万台リコールへ。新車の無資格検査で。『やっちゃえNISSAN』の方向誤る。」(高知新聞)、「『やっちゃえ NISSAN』がやっちゃった 新車の無資格検査問題に永ちゃんは何を思う?」(産経新聞)といった、日産のキャッチフレーズをイジった見出しの報道が相次いだ。