J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

■ジャパンカップ 「カス丸の競馬GⅠ大予想」
アーモンドアイ「1強」はホント?

   カス丸 はーい、ぼくカス丸きゃすう。先週のマイルチャンピオンは、3歳ステルヴィオの活躍で誰も当たらなかったじぇい。みんな押さえの印はつけてたけど...まいるじぇい...。

   カスヨ カス丸、ヘタななんとかは止めて、今週の話に移ったら。競馬ははずれたら忘れるの!ともかく当たるまでやるのよ!分かった?

   カス丸 分かったきゃすう。今週はジャパンカップ(2018年11月25日、東京競馬場、芝2400メートル)だじぇい。アーモンドアイの「1強」だって、あちこちで言ってるよ。

アーモンドアイの弱点

   ガジュマル爺 わしは素直に本命◎じゃ。相手が初めての古馬(4歳以上)とはいえ、斤量(負担重量)53キロは軽い。前走のGI秋華賞は55キロ。あの圧勝劇より2キロも軽いんじゃ。2400メートルはオークスで勝っておるし、距離の不安はなし。東京競馬場の長い直線(525メートル)も得意、騎手は絶好調のルメールじゃから、まったく弱点が見あたらんわい。

   カスヨ わたしは△押さえよ。アーモンドは強い、強いというけど、今年の3歳牝馬のレベルが疑問なのよね。たとえば先月のエリザベス女王杯(京都、芝2200メートル)。あれだけ調子が悪いといわれてたモズカッチャン(4歳)が3着。3歳のなかでアーモンドアイに次いで強いとみられていたノームコアもカンタービレもモズカッチャンを抜けずに5着、6着だったわ。となると、これまでアーモンドが戦ってきた相手がどうもレベルが低い感じなのよね。もう一つは、オークスに勝ったから距離は大丈夫というけど、オークスとジャパンカップは距離は同じでも流れがまったく違うわ。残り800メートルくらいは激流になる場合が多いから、ついていけるかどうか疑問なのよね。

   カス丸 ふーん、競馬に絶対はないってこときゃすう?で、カスヨさんの本命はカプリだよ。なんで?

   カスヨ カプリはアイルランドの馬ね。今年の凱旋門賞では11番人気だったけど5着に入ったわ。勝ったエネイブルから3馬身。それほど離されてなかったわね。ジャパンカップは最後の4コーナーで5,6番手くらいにいないと勝てないから、先行型のカプリにとってこの点も強みね。それと距離があるうえ、なにより流れがきついからスタミナが必要。この点も不安がないわ。対抗○はシュヴァルグランよ。昨年の優勝馬。6歳になったけど、2400メートル以上は馬券に絡んでくるからはずせないわね。休み明け2走目だから狙い目よ。

サトノダイヤモンドは復活した?

   カス丸 爺の対抗はサトノダイヤモンドだよ。復活したきゃすう?

   ガジュマル爺 復活したかどうかはわからんが、前走の京都大賞典(GII、京都、芝2400メートル)で勝ったことに大きい意味があるんじゃ。馬は一度大敗すると、人間と同じでトラウマになる。自信をなくしてしまうんじゃ。ダイヤも去年の凱旋門賞で15着と惨敗してから勝てなくなってしまったんじゃ。本来であれば今頃は日本のトップホースとして君臨しておるはずじゃったのが、あの大敗でおかしくなってしまったわけじゃ。それが前走で久しぶりの優勝。まあ、復活してくれたらいいんじゃが。

   カス丸 ジャパンカップは4歳が強いと聞いたけど、スワーヴリチャードとかキセキの名前が出てこないじぇい。

   カスヨ わたしはキセキが単穴▲よ。先行できるし、ここ2走のレースをみると馬が一変した感じね。騎手も好調の川田ちゃんだし、逃げたら面白いわよ。スワーヴリチャードは東京のような左回りが得意だけど、前走の天皇賞でマカヒキにぶつけられて惨敗だったわ。精神的な部分が心配ね。なにも影響がなければ上位争いは必至なんだけどね。

   ガジュマル爺 わしの▲はサンダリングブルーじゃ。外国馬はここ10年くらいまったく馬券に絡んでおらんが今年は可能性があるんじゃ。サンダリングはせん馬(去勢した馬)で芦毛で5歳。これが大事なんじゃ。過去、馬券に絡んだ外国馬はこの条件なんじゃ。あとはGI馬のサトノクラウン。絶好調のビュイック騎手じゃ。先行できるノーブルマーズの粘りも怖いぞ。

   カス丸 うーん、アーモンドアイが強そうきゃすう。でもアーモンドに勝てるとしたらスタミナとスピードを兼ね備えた先行勢だじぇい。となると、本命◎はキセキ!当てるじぇい。