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丸佳浩、浅村栄斗に内海哲也まで プロ野球移籍続々で「球団カレンダー」困った

   読売ジャイアンツ・内海哲也投手の埼玉西武ライオンズ移籍が決まった。炭谷銀仁朗捕手の人的補償だ。15年間ジャイアンツ一筋で支えてきた左腕の「プロテクト漏れ」は、野球ファンの間で衝撃が走った。

   ツイッター上では、ショックを受ける巨人ファンが多い。一方で、2019年用の球団カレンダーで内海投手が「1月」に配置されていたことを指摘する声も。これ、どうなるの?

  • 球団カレンダーで、FA選手は…
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FA選手は1月~3月に配置の傾向

   巨人の2019年用のカレンダーは18年6月に報知新聞社が発売した。内海投手の写真はB2サイズのカレンダーと卓上用カレンダーに掲載されており、いずれも1月だ。

   一方で、元西武の炭谷捕手も同球団が今年8月に発売したカレンダーのA2サイズならびに卓上カレンダーで、1月に写真が掲載されている。同じく、今オフに海外FA(フリーエージェント)権を行使し米大リーグ挑戦を目指す菊地雄星投手も1月だ。今オフに国内FA権を行使して、東北楽天ゴールデンイーグルスへの入団が決まった浅村栄斗内野手は、A2サイズでは3月、卓上用では2月に登場している。

   実はFA権取得見込みの選手が、翌年のカレンダーで、シーズンオフにあたる1月~3月に配置されるケースがよく見られる。今オフにFA権を行使した他の移籍選手もみてみよう。

シーズン中に「もういない」選手を見ることに...

   巨人への入団が決まった元広島東洋カープの丸佳浩外野手は、10月に広島が発売した来年のカレンダーでは2月に写真が掲載されている。オリックス・バファローズから阪神タイガースに移籍した西勇輝投手は、11月発売のオリックスカレンダーでは、壁掛け用、卓上用ともに3月に写真が載っている。なお、今オフに自由契約となって北海道日本ハムファイターズへの入団が決まった金子千尋(弌大)投手は卓上用では西投手と同じ3月だが、壁掛け用は7月だ。

   FA権を持ちながらも結果的に残留が決まった、日本ハムの中田翔内野手、宮西尚生投手は11月に発売された球団カレンダーで、1月に写真が掲載されている。なお、12月20日のスポーツ紙各社で退団が決定的だと報道されたブランドン・レアード内野手の写真は7月に載っている。