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そばにうどんにラーメンに 通えばお得「定額制サービス」麺類で広がる

   東京・中央区にある十割そば店「天下そば 人形町店」は、月額料金を払えば1日1杯までそばを食べられるサービスを2019年4月22日に導入した。

   音楽や外食など様々な分野で普及が進む「サブスクリプション」(定額制サービス)は、1品の価格が1000円を切るような「麺類提供店」でも広がりを見せている。

  • 麺類もサブスクの時代に
    麺類もサブスクの時代に
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たった2日で元が取れるサービスも

   「天下そば」の定額制サービスは、クラウドファンディングサイト「3rd Table」を通じ月額料金7000円を支払うことで、12種類のそばメニューが1日1杯まで注文できる。

   頼めるそばメニューの価格は480円~680円で、追加のトッピングは有料となる。「特製カレー南蛮蕎麦」など680円の商品を頼み続ければ11日で元が取れ、1か月間(30日間)通えば1万3400円分が「お得」になる計算だ。

   そば以外の麺類を提供する店にも、「一日一杯」を掲げた定額制サービスの採用例が広まっている。

   フードリヴァンプ(東京都世田谷区)は、首都圏に16店舗を展開する「野郎ラーメン」で2017年11月から定額制サービスを開始。大量の野菜や厚切りチャーシューが載った「二郎系」と言われるラーメンなどを月額料金8600円で毎日味わえる。

   DELICIOUS(東京都中央区)が2019年1月にオープンした東京・大田区の「ミノラス食堂」では、月額540円で1杯300円の「かけうどん」が毎日食べられる。計算上ではかけうどんを2日食べれば元が取れるが、天ぷらなどのトッピングやサイドメニューは追加料金がかかる。