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「ハードロックカフェ」祇園白川に のれんに赤ちょうちん、京の街並みに合わせて

   アメリカンレストラン「ハードロックカフェ京都」が2019年7月12日、京都市の繁華街・祇園地区にオープンする。

   出店場所は京町屋の歴史的な街並みが広がるエリアで、店舗の外装も周囲の景観に合わせた和風のデザインとなった。

  • 和風のハードロックカフェが誕生
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京野菜をアレンジしたメニューを提供

   ハードロックカフェは世界各国の都市に店舗を構え、日本では「WDI」(東京都港区)が全国8店舗の運営を行なっている。ギターを設えた赤いネオンサインの外観や、店内にロックミュージックなどの音楽が流れているのが特徴だ。

   今回出店したのは、石畳の街並みが広がる茶屋街「祇園白川」エリアにある京町屋。京都市の伝統的建造物群保存地区に指定され、市内でも特に景観などの規制が厳しいエリアだ。WDIの広報担当者によれば、店舗の外観はのれんや赤ちょうちんを掲げるなど「街並みに沿った」和風のデザインにした。通常店内で流れている音楽について聞くと、「普段から音漏れするほどの大音響ではない」としつつ、京都店では条例に沿った適切な音量で音楽を流す予定だと説明した。

   メニューはハンバーガーやステーキなどのアメリカンフードに加え、京野菜をアレンジしたものや、伝統的な和食の要素を入れたオリジナル商品を提供する。