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人気観光列車が「タウンページ」表紙 愛媛県内で発行の4誌に

   愛媛県内の一部で2019年6月初旬から配布が始まった電話帳「タウンページ」の表紙デザインに、JR四国が運行する観光列車「伊予灘ものがたり」の写真が採用されている。

   タウンページの表紙に一般企業をPRする写真が掲載されるのは初めてだ。

  • 「伊予灘ものがたり」デザインのタウンページが登場
    「伊予灘ものがたり」デザインのタウンページが登場
  • 「伊予灘ものがたり」デザインのタウンページが登場

かつては「黄色の冊子」、現在は地域色豊か

   タウンページは、NTTタウンページ(東京都港区)が日本全国、地域ごとに発行する電話帳。

   従来は全国的に黄色いデザインを特徴としていたが、2014年からは各エリアの名所やキャラクターを表紙に掲載するなど、地域色を打ち出したデザインの採用が進んでいる。

   今回愛媛県内で発行されるタウンページは、愛媛県の最大都市である「松山市版」と、県中部の「中予版」、県東部の「東予版」、県南部の「南予版」の4種類。それぞれJR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」を表紙にデザインし、誌面ではJR四国の観光列車を紹介する特集ページが組まれている。

   愛媛県の海沿いを走る「伊予灘ものがたり」は、県の名産品を使った料理や瀬戸内海に沈む夕日を堪能できる人気の観光列車だ。NTTタウンページ四国営業本部の担当者はJ-CASTトレンドの取材に、

「伊予灘ものがたりは、東予地方(県東部)は走っていないが、愛媛県全体の魅力を伝えるのには相応しい存在だった」

と表紙に起用した理由を説明した。

   発行部数は約67万8000部で、6月30日までに愛媛県内の全住戸・事業所への投函を予定する。

   また、7月1日からはタウンページのウェブサイト「タウンページライブラリー」でも各版を閲覧できる。