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昔のハリウッド映画に出てきそう 掛川に「オールドアメリカン」なハンバーガー店

   日本茶の産地として有名な静岡県掛川市。

   その郊外の道路を車で走っていると、突如「オールドアメリカン」なハンバーガー店が現れるとツイッター上で話題だ。

  • 「オールドアメリカン」なハンバーガー店が話題(画像はマックスジャパン提供)
    「オールドアメリカン」なハンバーガー店が話題(画像はマックスジャパン提供)
  • 「オールドアメリカン」なハンバーガー店が話題(画像はマックスジャパン提供)
  • 「オールドアメリカン」なハンバーガー店が話題(画像はマックスジャパン提供)
  • 「オールドアメリカン」なハンバーガー店が話題(画像はマックスジャパン提供)
  • 「オールドアメリカン」なハンバーガー店が話題(画像はマックスジャパン提供)

店内ではマリリンとエルヴィスが「共演」

   噂のハンバーガー店があるのは、掛川市内を通る国道から横に入った道路沿い。工場などが立ち並ぶ、いかにも「日本の郊外」といった風景の中で、明らかに異彩を放つ建物がある。

   白を基調としながらも赤と緑の派手なネオンサインが輝く外観で、「MAX'S DINER」(マックスダイナー)の看板が掲げられている。入り口にはガソリンの給油機のようなものもある。

   店内では、一面真っ赤なソファとコカ・コーラのオブジェが目を引く。ジュークボックス(硬貨を入れ、好みの音楽を選んで聞ける装置)の前では、1950年代に活躍した2人のスター、マリリン・モンロー、エルヴィス・プレスリーの人形が「夢の共演」を果たしている。

   この古きよき米国を思わせるデザインに、ツイッターユーザーからは「これはどストライク」「映画のセットみたいだ」と興奮する声が続出。中には、

「白タンクトップのおっさんがタバコを吹かしながら焼いた肉のハンバーガーを、不愛想な姉ちゃんに持ってきてもらいたい」

と細かいシチュエーションまで妄想する人もいた。

米国で買い付けたこだわりのビンテージ雑貨や什器

   ハンバーガー店を運営するのは、宿泊施設やレジャー施設を手がけてきたマックスジャパン(静岡県)。2019年12月21日に開業した店は、同社が米国をイメージして作った複合施設「掛川USAヴィレッジ」の中にあり、ハンバーガー店の隣には米製オートバイのビンテージモデルや米雑貨を取り扱う店もある。

   同社の広報担当者は、

「もともとはハーレーダビッドソンなどビンテージバイクの販売店を設ける予定でしたが、(施設の構想段階で)『ガレージ什器の販売店や飲食店もほしい』となりました。そこで、米国で一般的な軽食屋として親しまれているハンバーガー店を再現しようと、1950年~60年代当時の米国をコンセプトに店づくりをおこないました」

と語る。店内に置かれた什器や雑貨は、同社の専属スタッフが実際に米国に行って買い付けた、こだわりのビンテージ品だという。

   担当者は、

「ハンバーガーショップとバイクショップを複合した、昔の米国の雰囲気を楽しめるような施設は日本では数少ない。こうした雰囲気がお好きな方に、遊びに来ていただける場所になれば」

とした。