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サワーの歴史と変わりゆく「今」 レモンサワーを語る1冊

   エイ出版社(「エイ」は木へんに世、東京都世田谷区)は、「レモンサワーの教科書」を2020年1月29日に発売した。

  • サワーカルチャーが学べる1冊
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始まりは戦後すぐの東京の酒場

   戦後間もない物資が不足していた頃、東京の"とある酒場"で偶然誕生した「レモンサワー」。焼酎の炭酸割りにレモンをしぼって加えただけというシンプルな飲み物は、いつの間にか大衆酒場のスタンダードとなり、酒好き達に長年愛されてきた。昭和・平成と時を経て、令和の今。レモンサワーはおじさんだけでなく若者たちにも好まれる飲み物になっている――。

   同書では、そんなサワーの歴史と変わりゆく"今"を徹底的に解明。「レモンサワーにダイバーシティを!」をと題し、元祖・氷結・すりおろし・シャリシャリなど、タイプ別に名店を掲載する。また、サワーの歴史においてエポックメイキングとなった店舗や出来事を、全4回のコラムで紹介。最先端のクラフトサワーの制作秘話も知ることができる。

   「レモンサワー解体新書」の章では、「マツコの知らないレモンサワーの世界」に出演した「レモンザムライ」が登場。レモンサワーを構成するレモン・お酒・炭酸水の3要素を徹底解説する。その他、うち飲みを想定したレモンサワーレシピやおつまみレシピ、缶チューハイ飲み比べも収録。

   あらゆる面からサワーについて知り、楽しめる内容となっている。

   価格は1000円(税別)。