J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

従業員のマスク未着用、理解を タリーズが「マスク不足」店舗に「お知らせ」の掲示を指示

   新型コロナウイルスの感染拡大を受け、従業員に「マスクの着用」を推奨しているカフェチェーン・タリーズコーヒージャパン(本社:東京都)。

   本社は従業員向けのマスクを毎日全店舗へ送付する一方で、一時的にマスク不足となっている店舗に対しては、従業員の「マスク未着用」に理解を求めるお知らせを店頭に掲示するよう指示している。2020年3月19日のJ-CASTトレンドの取材に対し、同社の広報担当者が明かした。

  • タリーズコーヒーがマスク不足の店舗に「マスク未着用のお知らせ」の掲示を指示
    タリーズコーヒーがマスク不足の店舗に「マスク未着用のお知らせ」の掲示を指示
  • タリーズコーヒーがマスク不足の店舗に「マスク未着用のお知らせ」の掲示を指示

「全国的に調達が更に難しくなっており...」

   お知らせのタイトルは「フェロー(従業員)のマスク未着用について」。その内容は、

「感染予防対策として、可能な限りマスクの調達を行い、店舗でのマスクの着用を推奨してまいりましたが、全国的に調達が更に難しくなっており、一部マスクが着用できない状況が生じております。衛生面には細心の注意をはらって参りますので、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます」

と、客に対して従業員の「マスク未着用」に理解を求めるものだ。

   タリーズコーヒージャパンの広報担当者によれば、従業員が着用するマスクは本社から全741店舗へ毎日送られている。ただ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、一時的にマスクの在庫が不足した。3月19日現在で在庫不足は解消済みだが、流通上のタイムラグで本社からマスクが届かず、従業員がマスクを着用できない店舗に対しては、前述の内容の「お知らせ」を店頭に掲示するよう指示しているという。お知らせの目的は「お客様の不安を解消するため」だという。