肌が弱い人でも心地良い「和紙ニットマスク」 アトピーの子向けベビー服の素材使用

   和紙素材アパレルブランド「OneLuck」を展開するmizani（東京都渋谷区）は、集英社のアパレルブランド「suadeo」と共同開発した「和紙ニットマスク」の予約販売を2020年5月20日に開始した。安全性、付け心地の良さにこだわった日本製のマスクだ。

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  「和紙ニットマスク」

吸水速乾により蒸れを防ぐ

   OneLuckが独自に開発した肌に優しい上質な和紙素材を使用。発表資料によると、静菌・抗菌効果はコットンの5.6倍だ。この素材は、普段は同ブランドでアトピーなどを持つ子どものベビー服にも活用している。

   マスクは無縫製で、機械を使用して立体になるよう糸から編み上げた「ニットマスク」になっている。製作段階から人の手が触れる工程が少なく、より衛生的だという。着用時にはどんなフェイスラインにも優しくフィットし、肌が敏感でマスクがなかなか付けられない人や、使い捨てマスクに違和感、ストレスを感じている人にも良い。

   ニットでありつつも、和紙がもつ自然な接触冷感が夏のマスク着用のストレスを軽減する。また、ナチュラルでさらっとした肌ざわりは、吸水速乾により蒸れを防いでくれる。ほのかに和紙がもつ自然な香りも漂うとのこと。

   繰り返し洗って使える。長く使用するためには中性洗剤での手洗いが好ましいが、洗濯機で洗う場合は洗濯ネットを使うと良い。男女兼用で、サイズは14（タテ）×18（ヨコ）センチメートル。洗濯で収縮する和紙素材の性質を考慮して、あらかじめ大きめに設計している。同社では現在、子ども向けのマスクも開発中とのこと。

   販売サイトから購入できる。価格は2200円（税込）で、20年6月10日より順次発送。なお、5月31日までの注文は送料無料となる。