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「複合現実」が体験できるウェアラブルヘッドセット

   NTTドコモは、Magic Leap製のウェアラブルヘッドセット「Magic Leap 1(マジックリープ・ワン)」を2020年6月19日に発売する。

  • 自宅のリビングなどリアルの世界がデジタルと融合
    自宅のリビングなどリアルの世界がデジタルと融合
  • 自宅のリビングなどリアルの世界がデジタルと融合

グラスやプロセッシングユニット、コントローラーなどで構成

   9つのセンサーにより空間認識ができる軽量設計のグラス「Lightwear」、メモリーやバッテリーを内蔵したプロセッシングユニット「Lightpack」、6方向の動きに対応したコントローラー「Control」などで構成され、リアルとデジタルを融合したインタラクティブな世界(MR、複合現実)を提供。ディスプレー不要で、空間コンピューティングを利用してシームレスにデジタルコンテンツを見て触れられるという。

   例として自宅のリビングとゲームの世界が融合し、リビングの壁からキャラクターが出てきたり、テーブルの上にキャラクターを設置して歩かせるなど、臨場感のある体験が楽しめる。

   また法人利用においても、遠隔地でも同一の空間にいるかのように共同で作業ができるほか、トレーニングプログラムを作成し、現場での複雑な作業が簡単に行えるよう支援したり、熟練者による遠隔指導などの活用が見込めるとのことだ。

   OSは「Lumin OS」。解像度は片眼あたり1300万画素、視野角は対角50度。メモリーは8GB、内蔵ストレージは128GB。IEEE802.11b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.2をサポート。Lightpackは約3.5時間、Controlは最大6時間の連続使用が可能なリチウムイオンバッテリーを内蔵する。

   充電器「Charger x2」、Lightpackが首から下げられるストラップ「Shoulder Strap」、Lightwearのフィット感が調整できる「Fit Kit」、クリーニングクロスが付属する。

   価格は24万9000円(税別)。