2024年 4月 16日 (火)

Clubhouseもう「疲れた」続出 実名で気を遣う、断れない、意識高くて居づらい

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   急速に話題を集めている音声SNSの「Clubhouse(クラブハウス)」。アプリ内の「ルーム」に入って他人の話を聞けるだけでなく、「挙手」ボタンを押して許可されれば会話に参加もできる。

   ツイッターには「著名人と話せた!」「友人ができた!」と喜ぶ声の一方、利用し始めて数日で「疲れた」「聞いているだけなのに消耗する」との意見も。

  • 早くも「Clubhouse疲れ」者続出
    早くも「Clubhouse疲れ」者続出
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知らない相手ばかり、抜けられず神経すり減らす

   まず見つかるのは、「時間」にまつわる嘆きだ。「めっちゃ時間食われる」というツイートをはじめ、やめどきがなくて聞き続けてしまう、睡眠時間を削ってしまう人が多いようだ。「楽しいからこそメリハリが大事」と自分に言い聞かせるようなつぶやきもある。「相手の都合で時間縛られる感覚が苦手」だと感じる人も。

   また、原則として「実名」で利用するため、気を遣う場面が少なくないのも「疲れ」に繋がっていると思われる。中には「むげに出来ない知り合い同士で繋がる」がゆえに、挙手ボタンを押されたら断りづらい、ルームに誰かが来たときに気付かないふりができず「その人も会話に入れてあげなければ」と考えてしまう、聞き手に徹したくても「話に参加して」と依頼されたら断りづらい、という悩みを挙げている人がいる。

   しかも、互いに「実名」でルームに入るものの、知らない相手ばかり...という環境自体に慣れるのが難しく、「挨拶や喋るタイミング、部屋を抜ける時」を見計らいすぎて神経をすり減らしている人までいた。気楽に聞ける話や雑談を探しているのに、真剣に議論を交わしたり、ノウハウや知識を共有したりすることを目的とした「意識の高い」集まりが目立ち、居づらさを感じている層も存在する。

   「Clubhouse」を使うには、既存ユーザーもしくは公式からの招待を待つ必要があるため、「招待待ち」の状況に疲れる人も出て来ている。「招待」をめぐっては、フリマアプリ「メルカリ」で枠を数千円で販売する例が横行したりSNS上で「Clubhouseに招待された」「Clubhouse始めました」と喜んで報告したりと、話題に事欠かない。

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