わかんないことが
あったら、私に聞いて

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   福島、和歌山と各地で次々と明るみに出る官製談合事件。昨日も宮崎県知事が辞職を表明、これからも火の手があがりそうだ。そして、本日、みのもんたが「徹底的に叩くよ」と口火を切り、もっとも熱く語ったニュースがこの事件だった。

   んー、でも待てよ!? 談合といえばあの会社も…。そう、みのが社長をつとめる水道メーター会社は2004年、東京都主宰の競争入札で他社と談合したとして、公正取引委員会からお叱りを受けている。

   そんな事情もあるのかないのか、みの社長は自社の一件には触れぬまま、業者内の談合と官製談合の違いをイヤに強調する。「業者内でやってるうちはまだいい」と発言し、続けて「いやよくはないですよ」とすぐに打ち消すが、かなりわざとらしい。これは故意犯だろう。

   社長の言い分では、フツーの談合は業者同士の譲り合い、助け合いの美徳と聞こえる。それに対して、役所が主導して業者から袖の下をもらう官製談合はとんでもない「諸悪の根源」なんである。

   本来、あるべき競争が行われず、税金が無駄遣いされるってことでは同じに思えるんですけどね…。

   不届きな知事たちを成敗し終わったところで、「わかんないことがあったら、私に聞いてください」。自虐的?なジョークで検察にアピールして締めくくった。

「マア、好きなようにやってもらいましょう」

   その談合で辞職した宮崎県知事の後任選挙に、地元出身のそのまんま東が出馬する意向を固めたという。早稲田大学で地方自治を学んで、政治への思いが強まっていったんだとか何とか。今では「政治」が髪の毛と同じくらい大事ってことなんだろうか?

   一応ニュースではあるけれど、ずっと前から噂になっていたから、すでに使い古し感もなきにしもあらずだ。

   アシスタントの竹内香苗がスポーツ紙の記事を読み上げたあと、みのはカメラに目をやることもなく、「マア、好きなようにやってもらいましょう」と一言コメント。「好きにやって」とは数々のトラブルを起こしてきた男の出馬に否定的なのかと思えるけれど、いまいちキレ味のよくない表現だ。その証拠にスタジオの”笑い屋”スタッフも「アハハ?」と声量はやや控えめだった。

   知事選は来年1月に投開票が行われる予定。そのまんま東が好きにやって、万が一、当選しちゃったときには、もっとズバッ!と斬ってみてください。

   叩きがいのあるニュースが多く、「なに考えてるんだァ」「とんでもない」と眉をひそめながら、みの節は冴えた。しかしコメンテイター陣はインパクト不足。国際金融アナリストの末吉竹二郎、TBS解説委員の杉尾秀哉は、キャラのかぶるロマンスグレイ路線。せめてファッションだけも区別しようというのか、末吉はカジュアル、杉尾はトラッドなスーツ姿でコメントするも、どちらも発言は良識的でユニフォーム的だ。

文   ボンド柳生
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