2024年 3月 29日 (金)

王子系No.1の千秋さまにホレボレ (のだめカンタービレ)

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   ドラマの中のいい男探しが楽しみである。

   今期ガテン系No.1が「セーラー服と..」の堤真一なら、王子系はやっぱり「のだめ」の千秋さま(玉木宏)でしょ。ナルシストでドSだけど、キチャナイのだめ(上野樹里)を風呂に突き落としてくれるし、おまけにメシまで作ってくれる。ホレボレだわ。

   自由気ままな周りの人々に振り回されて、美しい千秋さまのお顔がみるみる引きつるのが醍醐味って、私もS?

   キャラも描写も、原作がマンガであることにとことんこだわった作り。深い穴に吸い込まれていったり、パコーンとすっ飛ばされたり。

   のだめのせいでこたつの魔力にズルズル引きずり込まれる千秋の非常事態。貧乏=「マッチ売りの少女」「フランダースの犬」を思い浮かべてしまうセレブな彼が、マンガやオモチャを嬉しそうに差し出すのだめに「そんなもの買ってるから食べる金がないんだぁーっ」と怒りの鉄拳も、ごもっとも。思わず吹き出してしまった。

   笑わせながらも、オーケストラなどのシーンはきっちり魅せる。音楽のことは正直わからないけれど、指揮者やメンバーの表情で、素晴らしい演奏であることが伝わってくる。Sオケのアクションつきベートーヴェン、千秋とのだめのラフマニノフの連弾、わくわくした。モーツァルトの楽曲がいぶし銀からピンク色に変わっていくさまも面白い。

   類まれなる感性をもちながら、あんまりやる気のないのだめが、恋のチカラでこの先どう変わっていくのか大いに期待。

文   ツキノ・ワグマ
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