2018年 7月 20日 (金)

最終回、タオル握りしめてテレビの前に (Dr.コトー診療所2006)

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   毎回必ず泣いてしまうと分かっていながらも、ついチャンネルを合わせてしまう。

   コトー(吉岡秀隆)に末期がんだと告げられ絶望のどん底にいるゆかり(桜井幸子)が、島で生まれたばかりの子どもを抱き上げて「命はこんなにも重かったのですね」と涙を流すシーンにもらい泣きし、ゆかりの手術が奇跡的に成功してまた泣く。そして、難しい手術を成功させたのに「死の宣告をし、生きる力を軽んじていた」と詫びるコトーを見て、泣いてしまう。

   とにかく私は、毎回泣きっぱなしなのだ。

   このドラマの魅力は、ロケ地の与那国島の美しい海と澄んだ空。そう挙げる人が多い。

   しかし私は、そこで繰り広げられる島民の日常にこそ魅力を感じる。島民はまるでひとつの家族のように「濃い人間関係」を紡ぎだす。時にぶつかり、時に裏切られたと憤る。傷ついた心を抱えて島にやって来る人もいれば、夢を抱いて島を去っていく人もいる。私の住む東京とは違う人間味にあふれた日常が、そこにはある。あたたかい、いや、熱い!日常が。

   第10話は、柴咲コウ演じる彩佳の乳がんの手術日が決定したところから始まった。

   東京で治療を続けていた彩佳のもとに、コトーは向かう。彩佳の病室で、島の人々からのお見舞いをみせるコトー。手術前の不安におののく彩佳は、島民の暖かな気持ちに思いっきり心を揺さぶられ、ボロボロと泣き始める。そんな彩佳にコトーは言うのだ。

   「僕がずっと側にいますから・・・。もし再発したら、何度でも何度でも僕が治します。最後までみます」

   私はここで、彩佳と一緒に泣きました…

   いよいよ最終回。今までの涙の総締めになるのか。私はタオルを握りしめてテレビの前に座ることになりそうだ。

   久しくテレビドラマで泣いていないという方、最終話だけでも必見ですよ。

文   ゆう
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