塾に行くと特殊な
才能が伸びるのか

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   『とくダネ!』冒頭でキャスターの小倉智昭が「今朝は教育問題を取り上げます...」。政府の教育再生会議で野依良治座長が提起した「塾は勉強できない子が行くためには必要だが、普通以上の子供は塾禁止にすべきだ」にかなり時間を割いていた。

   小倉は、同会議のホームページに掲載された野依座長の「塾禁止発言」をめぐるさまざまな意見を紹介したあと、「ぼくは、塾というものに行ったことがないので、塾通いする子供達を見ていると可愛そうに思うのですが、(この発言は)とても面白いと思う、この考えをどう思いますか。塾に行くと特殊な才能が伸びるものなのですか」

   この問にゲストの桜美林大学教授の諸星裕は「伸びますよ」と一言。アナウンサーの佐々木恭子が「塾だけ禁止するというより、今の受験システムそのものを変えないと...」と意見はまちまち。

   問題は、本来サブ的存在であるはずの塾が公教育に取って代ってメインになっている、今の公教育の中身そのものにあるのであって、教職にある大学教授が「伸びますよ」と一言で片付けてよいものかどうか。

「私は、親の子殺しといじめ自殺です」

   『とくダネ!タイムズSP』として1000人が選んだ「今年の社会」を報じた。

   それによると、1位が母親を中心に半数が選んだ「いじめ自殺問題」、2位は40歳台から60歳台で関心の多かった「飲酒運転事故」、3位が41年ぶりの「親王ご誕生」、4位「シンドラー社製のエレベーター事故」、5位「高校の必修漏れ問題」。

   『とくダネ!』スタッフが選んだのは、小倉が「私は、親の子殺しといじめ自殺です」、佐々木が「いじめ自殺」、諸星が「格差拡大」。

   小倉が「格差拡大って社会問題なの、経済問題なの?」との問に諸星は「格差はいろいろな意味で、すべてにわたって影響が出ている。そのしわが事件として起きていると思う」とコメント。

   大局的なモノの見方には賛同するが、いじめ自殺や親の子殺しを格差拡大と関連づけるのは大雑把すぎないか、別の捉え方もあるのでは?

   「大動脈解離」という病気で慶応病院の治療を受けていたザ・ドリフターズの加藤茶が明治記念館で緊急退院会見をし、生中継した。本人の説明では「10月30日に入院し、2週間生死の間をさ迷い、生きて帰れるとは思っていなかった」という程で、脳につながっている3本の大動脈をすべて人工血管に取りかえる大手術だったいう。

   それにしても同席した3人の医師が入れ代り立ち代り説明するが、素人にはどんな病気なのかさっぱり理解できないうちに、芸能レポーターの前田忠明が「誰がいちばん面倒を見てくれたのと聞いたら“実は、わかれた女房なんだよ”と言ってました」と裏話。早朝の緊急記者会見ならもっと焦点を絞って報道すべきだろう。

文   モンブラン
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