2024年 4月 19日 (金)

陣内が3歩下がって
紀香について行く感じ

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   季節はずれの薫風一陣という印象だった。特集の『藤原紀香、陣内智則 深夜の婚約会見』のことだ。

   陣内が「藤原紀香に嫁いでいくと思われているんで、僕が頑張らないと」。対する紀香は「3歩下がってついていきます」と決意のコメントを披露していた。このあと「なんと呼び合っているの?」との問いに、陣内が「紀香さん、と」と答えると、紀香は下を向いて照れながら「陣内、と」。

   続いて番組では、キャスターの小倉智昭が陣内の父親に電話インタビュー。小倉の「最初聞いてぶっ飛んだでしょう?」に対し、父親は「うれしさと幸せでこの上ない...。興奮しっぱなしです」と自ら“玉の輿”に乗ったような喜びよう。

   年は3歳差、身長も3センチ差、いずれも紀香が上回り、大写しされた今朝のスポーツ紙見出しも「紀香」が大きく、陣内は左脇に小さ目。

   すかさず小倉が「まるで陣内の方が3歩下がって紀香について行くという感じだね」で大笑い。異常づくめの「ゆく年」、久しぶりにほのぼのとした婚約会見特集だった。

「笑わにゃーしょうがないでしょう」

   今朝の「1000人が選ぶ今年の重大ニュース」は政治編。2位の「郵政民営化造反議員の復党」に関連して渦中の野田聖子議員の夫、鶴保庸介議員のインタビューを報じた。

   そのなかで女性アナウンサーと議員の掛け合いは面白かった。女性アナが離婚問題に水を向けると、

   鶴保 「協議中」
   アナ 「復党問題はどうお考え?」
   鶴保 「頑張りなさいよと...」
   アナ 「今年1年を振り返るとどんな年?」
         (暫く間を置いて・・・)
   鶴保 「涙と笑いかな」
   アナ 「最後は笑いですか?」
   鶴保 「笑わにゃーしょうがないでしょう」

   笑いにも、「とんだお笑い」やら「嘲り笑う」といった笑いもある。今年はどの笑いに該当するか。

   ちなみに「重大ニュース・政治編」は、1位「北朝鮮のミサイル・核で経済制裁」、3位「安倍晋三政権誕生」、4位「民主・永田久康議員の偽メール事件」、5位「タウンミーティングやらせ問題」。笑ってしまうのは、圧倒的人気の高かった小泉前政権時代の出来事がほとんどだったことだ。

   番組冒頭は、今年の福袋の傾向で話題が盛りあがった。福袋といえば、商店が初売りでいろいろな物を入れて封をし、客に選び取らせる福を呼ぶ袋。ところが、いつのまにか暮れの内から袋の中身が分ってしまい、今年は「団塊の世代」向けの福袋が主流だという。なかには「古代魚の飼育」まであるとか。そこで小倉が「昔は、家に帰り袋を開けてみて、アッという面白さがあった。なぜ、こうなってしまったのだろう?」。この問にデーブ・スペクターが「情報開示の時代ですから」と、洞察鋭いコメント。競争一辺倒の時代には、しゃれや笑いはかき消されてしまうのかもしれない。

文   モンブラン
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