いったい
山崎さんは・・・

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   波紋が広がっている自民党の山崎拓議員の訪朝。火曜日に平壤入りした後まったく音沙汰のない山崎議員の動向に、北朝鮮ウォッチャーの重村智計・早稲田大教授を招いて焦点を当てた。

   会の渡辺宜嗣アナが「平壤入りして今日で3日目の朝、いったい山崎さんは誰と、どんな話をしているのでしょうね?」。

   重村によると、まず注目点は誰が出迎えたか、だ。「北朝鮮で報道がなかったところをみると、下っ端が迎えたのだろう。山崎訪朝の評価が出来ていないのではないか」。次に何処に泊っているかは、「格上の招待所ならそれなりの扱い、ホテルならたいした扱いではない」。

   では誰に会えるのかについては、「今回訪朝の最終日、金曜日に誰が会うかで訪朝の意義がわかれる。姜錫柱第1外務次官か金養健労働党国際部長なら重視されている」との“証し”、他の格下の人物なら問題外という。

   「対話と説得の努力が必要」と山崎前副総裁自ら語り、勢いよく突進していったものの、まともに付合ってくれるのか、肩透かしを食らうのか。国の威信を思うと確かめたくもあり、確かめたくもなしという番組だった。

「20年で返せと求める政府の方針は厳しすぎ」

   4月から財政再建団体になる北海道・夕張市の続報。新年度入りとともに市職員が半減し、深刻な状況が予想される市民生活を取り上げた。

   現在309人いる市職員は3月末で152人が退職する。幹部の部長12人と次長11人は全員退職し、30人いる課長も2人残し全員いなくなる。救急救命士は11人中4人が辞め、2台の救急車の稼働が難しくなる。法律で設置が義務付けられている水道やダムの管理技術者もいなくなる。

   現在市の人口は1万3000人(6,000世帯)。「これでは借金は返せたが、夕張という市は無くなってしまう」とはコメンテ-ターの朝日新聞編集委員、清水建宇。夕張は国の石炭振興策でかつて栄えた街。清水は「そこをよく見ないで負債(360億円)を20年で返せでいいのか。政府の方針は厳しすぎる」と指摘する。

   国による一種の“使い捨て”。去っていく市民も多いというが、「去るも地獄、残るも地獄ですよ」というお年寄りの声がなんとも淋しげだった。

   『ニュースBOX』は、山崎訪朝にあわせたルポ『北朝鮮の終わりなき闇』。行方不明になった3人の技術者の追跡報道だった。そのほかも、新宿・渋谷バラバラ殺人事件、保険金目的の妻と娘による夫殺人事件、と暗い話オンリー。『ニュース今年はどうなる』も、世界で起きている異常気象など、気分が滅入ってしまうものばかりだった。実際に発生している重大事件なので、報道が偏るのはやむを得ない。ただ、視聴者としては、それだからこそ明るい話を何か探し、一コマに入れてほしい心境になることも確かだ。

文   モンブラン
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