2024年 4月 24日 (水)

「税金を好き勝手に使っている(怒)」

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   今朝の『スパモニ・オンブズマン』は、不透明に支出されている地方議会の政務調査費キャンペーンで、品川、目黒区議会に続く第3弾を取り上げた。

   今回は、茨城県鉾田市議会の現職市議7人が青森県八戸市の東部最終処理場を視察したときの出来事。市議一行は、総額約57万円の政務調査費で、サロンカーによる2泊3日の視察旅行を行ったが、問題となったのはガイド係りとして雇った女性への強烈なセクハラ行為だ。

   番組では、現職市議が女性の胸部を握っている証拠写真や、被害にあった女性の証言をまじえ、呆れた視察の実態を赤裸々に放映した。しかも、市議会議長も経験したことのあるくだんの市議への直撃インタビューでは、あろうことか取材スタッフが突き飛ばされるなど乱暴狼藉で逆襲され、あげくにこの市議が言った言葉は「これ自体は個人の問題、政務ではない」との意味不明な回答だった。

   問題はさらに続き、住民から出された監査請求に対し、市の監査委員会が出した結論は「ガイド係り女性2人の費用は議員のポケットマネーから出ているので問題なし」と「却下」。視察に参加した市議の1人は監査委員のメンバーというから、初めから結論は決まっていたようなもの。

   これには司会の渡辺宣嗣も「破綻で四苦八苦する自治体が増える一方で、こんなひどい旅行をやっている。税金を好き勝手に使っているとしか思えませんね」と怒り心頭。ツッコミ度の高い報道だった。

文   モンブラン
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