納豆を無理矢理
スーパースターに…

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   番組トップで取り上げたのは、脂肪過多に悩むオバさん、オジさんを言葉巧みに騙して納豆を買わせた悪質な健康番組。納豆市場を操るほどの威力を持った聖典は、「嘘があるある」インチキ偽典だったことが一夜にしてバレてしまった。

   どうも、テレビはいつまでたっても、演出と捏造、やらせの区別がつかないらしい。ではここで、テレビの「演出」では自他共に認める専門家にして、スッキリ!!のメイン・コメンテイターの意見を聞いてみよう。

   その人、テリー伊藤は終始テレたような笑いを浮かべ、バツが悪そう。その話しぶりは、制限速度オーバーで捕まった友人を語るようであった。「当たり前のダイエット方法を紹介するのでは企画は成り立たない。そこで、納豆を無理矢理、スーパースターに仕立て上げてしまったのでは…」などと、仲間への理解と同情を示すことにやぶさかではなかった。

   最後を締めた阿部哲子アナは、「(私たちは)正確な情報を伝えるように努力します」とオーソドックスにシャンシャンしたけど、そこには“誇張”があったように思えてならない。なぜなら、そのすぐ後に「スーパースター」が登場したからだ。

「ぎゃふんと言わせちゃいます」

   “美食の王様“こと来栖けいがホストするグルメ・コーナーの冒頭には、来栖の紹介VTRが流れる。ここでは、(裸の)王様の肖像がたびたびクローズアップされ、料理を見る前に視聴者の食欲をじゅうぶん減退させてくれる。同時に王様の”神話化“が行われる。曰く、「食材を言い当てる”奇跡の舌“」「一週間の食費が数十万円を超える”無限の胃“」といった持ち上げ具合だ。

   ↑は正確な情報なのか、など言ったら無粋な突っ込みでしょうか。

   とにかく、本人を見てその話を聞く限り、王様というよりは、突っ込みどころ満載のイジられキャラにしか見えない。「(おいしいものを紹介して)ぎゃふんと言わせちゃいます」(来栖)に、「ぎゃふんですか???」(リポーター)という応答あたりに、すでに萌芽は見られるのだけど、この方面のさらなる開発を望みたいんである。

   今日の放送内容はワイドショーの水準を上回っていたように思われた。しかし、VTRを「ふんふん」と見ていたら、ナレーターが読みをトチって、ギョッとさせられた。この日に限らず、ナレーションの読みミスが多いのはガッカリだよ! えっ、コレもう古い!?

文   ボンド柳生
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