2018年 7月 22日 (日)

「寺山修司」はまだ生きているんだ

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   少し前のことになるが、1月13日のお昼前に放送されたNHK映像ファイル「あの人に会いたい」という10分間番組に、寺山修司が出ていた。

   寺山は、劇作家、詩人、作家、映画監督など幅広い分野で活躍した才人だったが、1983年に47歳でこの世を去った。この番組は、彼の生前のインタビューを編集して再放送したものだ。

   もうすぐ没後25年になるけれど、彼の言っていることは、まだまだ人の心を打つ力をもっている。彼は死んだけど、その言葉は、オレたちの心の中に生きているんだよな。

「現代人の大半は中心を失っているのと同時に、周辺もなくしてしまっている」。そう寺山は話していたが、これは今の日本の社会にも通じることだろう。また、「政治では変革しえない領域みたいなことを、演劇を通してやっていく」という言葉にも胸を打たれた。政治が埋められないものを芸術が埋めていくという考えに、耳を傾けてみたいと思った。

   番組の最後で、寺山の母親が「(寺山は)亡くなっていない。いなくなっただけで、どっかにいますよ」と言っていたが、オレも同じように思った。「寺山修司」はまだ生きているんだ、と。

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