出席停止って
停学のことでしょ

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   ゆとり教育の見直しなどをガンガンやりましょう。教育再生会議の報告について、この日は政府の「拡声器」山谷えり子特別補佐官を中心にして、スタジオは「朝ナマ」状態。

   「よく学べ、よく遊べが基本ですが、考える力や生きる力も育てていきたい・・」。結構。

   この問題については、教育の専門家ではないわれわれだって自分が体験した学校のことや親の立場からの意見を持つ。キャスター、コメンテーターの見解とも大きなズレはない。というわけで出演者全員が、われわれ視聴者と同じレベルでわやわやがやがや。

   「ゆとり教育」「総合学習」「学力低下」「いじめ」「学級崩壊」「教育環境」・・・改革するべきテーマが山積している。

   テーマが多いということは、意見が拡散してまとまりがつかない。当然のように常識的な原則論の出しっこになる。結果はお茶の間談義みたいな各論だけで突っこみゼロ。唯一の救いは小倉智昭の発言。

   「出席停止って停学のことでしょ。でもってそのまま悪くなっちゃうケースもあるよね」 「停学」って言葉は死語じゃなかったんだ。

「卵子、精子を有効活用しましょう」

   不妊に悩む夫婦の関心を引きつけたのが「卵子バンク」のニュース。ドナー(卵子提供者)と子どもを産みたい夫婦が韓国に行って体外受精をする・・もちろん高額のカネが必要。

   物議をかもしているこの「ビジネス」、現状では日本、韓国ともはっきりした法規制はないそうだ。

   そこで「とくダネ!」は「卵子バンク・エクセレンス」の佐々木祐司代表にインタビュー。いやはや驚きました。さすがテレビです。映像ではその異色なキャラクターは一発でわかります。活字ではとても表現できません。

   インタビューを応じるために何と!背中に青いランドセルを背負っているんです。言動もユニークで自らをあっけらかんと名乗る。「子授け屋祐ちゃん」

   「以前は精子バンクをやってたんだけど、ヒマだったから卵子にしたんですよ」

   「無限大の卵子、精子は無駄に流れているでしょう。ぼくは有効活用しましょう、といってるだけです」――少子化対策にもなると続けた。ホームページの表紙の写真には「マントをまとって口にはバラの花」。

   「卵子バンク」の問題はその強烈キャラクターに圧倒されて、すっかりかすんでしまった。

   特集「忘れられた日本・冬編」は小感動した。そこには、見失ったなつかしい日本の原風景が確かにあった。

   東京の下町・葛飾の路地に拍子木が響く。カンカンカン・・・子どもたちが硬貨を握りしめて集まってくる。紙芝居がやってきた。古ぼけた自転車でやってきた。

   「黄金バット」「鉄仮面」「黄金仮面」「スーパーマン」―「水あめ」「うさぎあめ」「ソースセンベイ」といった駄菓子をしゃぶりながら・・・画面からやんちゃ盛りの子どもたちの歓声が聞こえるような。

   お代は50円。「ゲームより楽しい!」という少年に目を細める永田為春(78)はいう。 「この道50年、引退しようと思うけど子どもが好きでねぇ。未来の宝でしょ」使いこんだ紙芝居とともに50年。もっともっと続けて欲しいという心情は、オトナのわがままだろうか。

文   初代不良家
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