アパホテルは
悪者ではない
姉歯元建築士の第一審も終わり、ワイドショー的には死んだと思われたアノ問題がゾンビのように帰ってきた。耐震偽装 is back!
今回、強度不足が強く疑われてるのは、京都市内の「アパホテル」系列のホテル2件。ここを担当した建築士はアパグループのホテル8件や分譲マンションをはじめ、地元の富山を中心に168件に携わっていたというから、被害はバタリアン級に拡大しそうだ。
アパホテルは、いつの間にか忍び足で大手に成長していたビジネスホテル・チェーン。帽子がトレードマークの女性社長はテレビなどマスメディアにたびたび登場し、ホテル客室の埃をチェックしたり、自身のセレブな生活を宣伝していた。
昨日の謝罪会見に臨んだ社長は、さすがに帽子を取り、宝石類も控えていたようだ。化粧ともクマともつかぬ黒い縁取りで目の下を飾り、ゲッソリとした“マリリン・マンソン”社長は「申し訳ありません」と黒い涙を流す。
テリー伊藤はその姿にいたく同情したようだ。「アパホテルは(建築士に)仕事を発注しただけ。悪者ではない」と積極的に弁護し、杜撰な検査体制を放置していた国交省に最大の責任があると断言した。
ただ、いまはまだホテル側にまったく責任なしと判断できる段階でもないような…。今後の報道によって、テリーのコメントがどう変容するのかしないのか、楽しみにウォッチしていきたい。
「いやらしい男ですね!」
ケビン・コスナー主演の映画「守護神」のプレミアイベントに、スッキリ!!コメンテイターの弁護士・八代英輝が参加。ところが、ながーいストール(スカーフ)を股の付け根まで垂らしたファッションが問題となり、共演者の猛口撃を浴びた。
加藤浩次が「なんすか、あれは」と口火を切ると、”ファッション評論家”のテリーは「自分で恥ずかしくないの?」といつにない辛口。
「守護神」にかけて、「守りたいものは?」とリポーターに聞かれた八代が「家族」と無難に答えると、「いやらしい男ですね!」「あの格好で何を言っても説得力がない」と斬り捨てた。
「ピーコ」を彷彿とさせるテリーのファッション・チェックに八代は防戦一方。「これからも(イベントに)どんどん行ってください」という加藤の要望には応じそうもなかった。
気のせいか、加藤浩次が好調な一日だった。アンカーマンや質問者の役割をこなしつつ、芸能ネタなど、ハシャぐところはハシャぐメリハリがあった。このぐらい出演者がノッテれば、視聴者もついてくるかも!?