2018年 7月 21日 (土)

チリの番組の宣伝
になっている

印刷

   今朝も再び横領罪で服役中の夫に会いに青森に行ったアニータ・アルバラートさんの追跡報道。昨日は「(アニータが)何をしにやってきたのか」(渡辺宜嗣アナ)が番組の狙いだったが、今や「(マスコミは)何のために追っかけているの」との疑問も…。

   以前、アニータは「お金のために結婚したのよ」といって憚らなかった。当然、懲役14年の刑で服役中の夫と別れたいと思うのは自然だ。弁護士も「来日目的の一つは、離婚手続きのため」と言う。

   ところが、今回はインタビューに「私は別れるつもりありません」。ここが彼女の厚顔したたかなところと思うのだが、実際は離婚云々などはどうでもいいこと。国情の違いもあって、貢がせた8億円の大半は回収不可能なのだから。

   それでも今朝は、夫が服役していることがわかった山形へ、アニータを追っかけ。しかし、一般の反応は「まるでスター気取り。彼女を追っかけるマスコミもおかしいですよ」と冷ややなコメント。

   この温度差に気づいたのか渡辺アナは「今回の来日は、彼女が出演するチリの人気番組の取材も兼ねているようですが、これでは日本のマスコミが番組の宣伝に一役買ってしまいますね」と自嘲気味にコメント。

   ならば追っかけ報道も、ほどほどにしたら?

「はい、ゴング!」

    渡辺アナの「柳沢大臣はとうとう奥さんにも叱られたそうです」との前触れで、引き続き柳沢厚生労働相の『女性は子どもを産む機械』発言を取り上げた。柳沢氏の生い立ち紹介を含め、およそ1時間近くを費やした特集だったが、コメンテーター3人による争点のわからない議論が耳障りだった。

    今朝のコメンテーターは、ジャーナリスト・大谷昭宏、朝日新聞編集委員・川名紀美、弁護士・橋下徹の3人。柳沢厚相の発言した『女性は子どもを産む機械』めぐって、前後の文脈を踏まえた解釈の違いのようなのだが、今一つ争点が伝わらず騒々しいだけの議論だった。調整役の渡辺アナももてあまし気味、途中CMを挟んで後、「はい、ゴング!」と促すのがやっとだった。

    そのなかで明快だったのは、ゲストで招かれた政治評論家の岩見隆夫。「野党の審議拒否は、今朝2、3の新聞で批判しているが、私はいいと思う。ああいう発言をした大臣の前で国会審議はできないですよ」。

   岩見氏は、柳沢氏と同じ1935年産まれで、やはり柳沢氏と同じ8人兄弟という。

   「政策責任者の発言としてはよくなかったが、国家のために産めや増やせという時代に育った。そうした考えが、彼の頭にまだ残っていたのでしょう。どだい、ああいうポストに据えたのが間違い。彼は金融政策のプロです」

   このミスキャストの影響は大きい。

   熊本県下の高校の有名コーチが、実は裏で暴行、ワイセツ行為を行い逮捕された事件を取り上げた。このコーチは、5年も前から部活で高校生を木刀で殴ったり、階段から突き落としたりの蛮行を行い1月11日に逮捕された。しかも女子高生にワイセツ行為までしていた。

   しかし番組では、このコーチを雇っていた学校の名前、学校側の対応の有無、男が何のコーチをしていたのかまったく触れずじまい。教育のあり方が最重要課題になっているなかで、この種の事件報道としては欠陥と言わざるを得ない。

文   モンブラン
今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!

注目情報

PR
J-CAST会社ウォッチ会員向けセミナー
しごとの学校
  • スマホでわかるGDPR入門セミナー ~あなたの会社、準備は大丈夫ですか?~

  • 企業承継と相続対策セミナー 弁護士は見た!「社長が認知症に!? 悲惨な現実と対応策」

  • 「"無期転換ルール" あなたの会社は大丈夫?」 ~これからでもできる!企業のリスク回避術~

  • 追悼
    J-CASTニュースをフォローして
    最新情報をチェック
    電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中