なぜ皆フェミニ
ストになったの?

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   渦中の柳沢厚労相が今度は「若い人たちは結婚したい、子供を2人以上持ちたいという極めて健全な状況にいる」と発言。番組では、野党が一斉に反発しているのを取り上げたが、3人のコメンテーターは、発言の是非で2派に分かれた。

   報道によると今回の柳沢発言は、結婚を希望する女性が9割を超え、未婚者の8割以上が「2人以上の子供がほしい」とする国立社会保障・人口問題研究所の調査結果を踏まえたものという。

   問題の『健全』の捉え方だが、「“子どもを産めない人”“子どもはいらない人”は不健全」と意識して発言したわけでもない。安倍首相が「特定の価値を述べたものではない」と擁護するのも理解できる。

   番組では、作家の山崎洋子は「柳沢大臣は健全な考えと思う。皆なぜフェミニストになってしまったの? ボキャブラリーがないことは認めますが、気の毒ですよ」と、柳沢氏を擁護。弁護士の大沢孝征も「“前科”があるとなかなか信用してくれない。悪く解釈されていますね」

   これに対しジャーナリストの鳥越俊太郎は「柔道で言えば、前回と今回合わせて1本で退場」と手厳しい。

   日本語の語彙の使い方は難しい。いちいち言葉じりをとらえ、なじられたら何も言えなくなる。

「八百長はあるのか、ないのか」

   横綱・朝青龍をめぐる八百長疑惑の続報。『八百長はあるのか、ないのか。赤裸々な真相を追った』と、気負ったナレーターの声で始まった。

   リポーターの井口成人が「八百長はあるのか、ないのか。本音を聞こうと元力士18人に取材を申し込みました。“ふざけるな”と一喝された人もいて…」と、取材の一端を披露。

   だが話が聞けたのは5人で、いずれも「絶対にありえない」と否定ばかり。仮に八百長が事実としても、テレビカメラの前で『ありますよ』などと、この段階で真相を打明ける人など、元力士といえどもいない。

   結局、気負った割には真相は藪の中で終わった。

   テレビカメラを持参しての取材の限界。当然、結果は分かっていたはず。にもかかわらず、気負って『赤裸々な真相を追った』というのでは、週刊誌によくある「タイトル倒れ」のおかしな番組になる。

   オーバーな表現は他局のテレビの追跡報道でもよく見られるが、柳沢発言を取り上げる前に反省したら?

    今朝の山崎洋子の「気の毒だ」という柳沢擁護のコメントに賛同する。前回の発言が最悪だったので「退場の風」が吹き荒れるのはやむを得ないが、そうした風に抗して一刺しした山崎の突っ込んだ姿勢を買いたい。

文   モンブラン
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