一定の不合理さ
も残す必要がある

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   本業で生活できず、アルバイトもやる「ダブル・ワーク」で生計を立てている中小・零細企業経営者が増加中という。シリーズ『格差社会の現場から』で、その実態をルポした。

   64歳になる金属加工下請けの経営者は、バブル時代に借金して機械を購入したが、バブル崩壊後に受注が激減。借金返済の重圧からいまだに脱出できず、昼は本業、夜は警備のアルバイトの日々。睡眠時間は2、3時間という日もあるとか。

   こうした経営者が増えているなか、中小企業のメッカである東大阪市と東京・大田区では後継者難もあって中小企業の廃業が進んでいるという。

   現在の景気好調は、高度成長期のいざなぎ景気を超えたとされているが、「恩恵を受けているのは大企業だけでは?」と番組は疑問を呈する。

   そこでジャーナリストの大谷昭宏が「採算に合わないなら捨ててしまえ、でいいのか?」。弁護士の橋下徹も「合理化、合理化といえばすべてこうなる。一定の不合理さも残す必要がある」と、市場原理一辺倒、無策な政府を怒った。

「川内さんの名作と森さんの思いで『名曲』に」

   溝が深まる一方の『おふくろさん』騒動のさらなる続報。今朝は、名曲に仕上げるのは作詞家か歌手か?卵が先かニワトリが先かみたいな疑問に迫った。

   番組の狙いは、作詞家・川内康範が「詞の心は通じるから誰が歌ってもいい。森じゃなきゃいかんということはない」と語ったのに応えたものだ。

   そこでスポットがあてられたのが、島倉千代子。離婚、借金地獄、裏切り、姉の自殺と苦難の人生を歩んだ最中に誕生した『人生いろいろ』を紹介。渡辺宜嗣アナが「やっぱり『森進一のおふくろさん』というイメージですよね」。歌い手の人生が絡み合って名曲が生まれると言いたいふう。

   これに対し、ゲストで招かれた音楽プロデューサーの酒井政利は「川内さんの詞は名作だ。川内さんの想念と歌い手の森さんの思いが一体になって名曲になった」と、やんわり反論した。さらに酒井は「森さんの誠意の出し方が悪い。コンサートに間に合わせようという打算が付きまとっている」と森の姿勢を厳しく指摘した。

朝日新聞編集委員の川名紀美が、『それでも言うぞ』のコーナーで、「若い人ほどいらないと言っています」と吼えた。NHKの受信料義務化で朝日新聞が行った世論調査の結果、20代の61%が義務化に反対しているのを受けて。「本当にいらないのか、一度きちんと議論しないとダメですね」に賛成だ。

文   モンブラン
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