"衝突のマジック"ビリヤードの魅力(アインシュタインの眼)
2007年03月07日18時45分

(c)NHK
手玉をキューで突き、的玉を四隅に設けられたポケットに入れるゲーム、ビリヤード。奥が深い。例えば、手玉が跳んだり跳ねたりしながら、バックして落ちる曲打ち。上、真ん中、左右など玉のどこをつくか、またその強さはどうかによって挙動も変わる。プレーヤーの頭の中にある「イマジナリーボール」をマルチモーション撮影で映像化。華麗なテクニックが実はたったひとつの「イマジナリーボール」が生み出す物理のマジックだった。ハイスピードカメラやマルチモーション撮影で物理理論との差を浮き彫りにし、その魅力を解明する。
番組情報:
アインシュタインの眼
ハイスピードカメラを使うことで、肉眼では捉えられない高速の世界を映像化する。主にスポーツ選手や職人の技が取り上げられている。今回は、プロのビリヤードプレイヤー、長矢賢治さんの技が光る。