無党派の風は
吹くんですか?
東京知事選に出馬する有名人の隠し玉が・・・前日の三反園訓発言が気になって見る。結果的には本人は出演せず、続報もなし。単なる打ち上げ花火だったのか。政治記者がテレビではったりをかましたことになる。
帳尻を合わせようとしたのか、この日のスパモニは東京知事選を前にした最近の選挙風土を特集。
ハイ、小泉前首相と東国原知事が成功を収めた無党派層を取り込んだ「劇場型手法」をまとめてみました・・・まるで数か月前の古雑誌。
ページの合い間に立行司ではなく、坐り仕切り役の渡辺宜嗣が「ところで・・・」と一拍おいて「無党派の風は吹くんですか?」
どう反応していいものやら、コメンテーター一同は当惑していた。新情報という素材がなければコメントのしようがない。
ゲストの政治アナリスト伊藤惇夫がまとめた。「無党派層は巨大なかたまりで、つかみどころがない。今回の都議選は‘無党派層の公認争い’となりそう」
そのキーワードは(1)面白い(2)カッコいい(3)珍しい(新鮮)の3点勝負だという。
最後にまた気になる発言。「究極の後出しジャンケン候補が出てくる可能性があります」。スパモニは連日にわたって回答のないクイズ番組。
「みんなで浄水器を見に行ったら?」
フツーの家庭はフツーに水道代を支払っている。農水相といえば水も扱う大臣。となれば水道代は税金払いになるのか、水道局にうかがいたいところだ。
松岡農水相の議員会館の光熱水費は年間500万円。本人説明による‘何とか還元水’も含まれるというが、これは謎!である。ミステリーだ。真実だとしたら、ああせこい!
清水建宇・朝日新聞編集委員はいう。「松岡さんがご足労いただかかなくてもっていってますが、議員さんがご足労して浄水器を見にいけばいいんですよ」
・・・スパモニは議員会館に取材に‘ご足労’して「何とか還元水」をチェック。いわゆる浄水器もなかった。
怒りよりあきれたという漫画家のやくみつる。
「話がしょぼ過ぎる。追及すればするほど国会が安っぽくなって、野党側も突っ込めないというジレンマに陥ってしまう」・・・こんなせこい問題を追及する国民の方が自己嫌悪になってしまいます。
国会議員なんだから光熱水費ぐらいは適切に払ったら・・・。議論する以前の問題。これに尽きる。
大都会の縮図―コインロッカーの中身をリポート。1日200円のコインロッカーから世相が見える。期限オーバーで回収されるのは(1)衣類(2)生活用品(ドライヤーなど)(3)日記(4)ぬいぐるみ(5)サイフ。理由は「忘れた」「面倒」と単純なものらしいが、いいかえればゴミ捨て箱になっている!