若年認知症 ある夫婦の物語(にんげんドキュメント)
2007年03月09日20時11分

(c)NHK
東京日野市に住む仙波康雄さん(51)に異変が起きたのは2年前。物忘れが多くなり、文字が書けない、言葉が出にくい等の症状が現れた。診断の結果は「若年認知症」。思いもよらない宣告だった。家に閉じこもる日々・・・・・・。しかし1年後、康雄さんは、自分が若年認知症であることを周囲に語り始めた。隠すことで親しい仲間たちとの距離ができてしまうことが嫌だったからだ。しかし誰もがこれまでと付き合いを全く変えなかった。「認知症になっても、ヤス(康雄)はヤス。昔と変わらない」。その言葉に康雄さんは勇気づけられ、高校の同級生たちも集まるようになった。
番組情報:
にんげんドキュメント
ある個人の「生き方」にスポットをあてたドキュメンタリー番組。有名無名を問わず、信念をもった生き方を送る人物に密着取材して、その素顔や生き方を追う。