2024年 4月 20日 (土)

巨人だけが強くなく
ちゃいけない制度…

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   栄養費とか奨学金・・だそうだ。いまごろの流行語である「無償の愛」ではない。どこかの足長おじさんのプレゼントでもない。西武球団が2人のアマチュア選手に計約1300万円を現ナマで払っていた。「他球団に行くなよ」

   鳥越俊太郎はいう。「巨人を中心にしてドラフト制度を変えて希望入団枠を取り入れた。巨人だけが強くならなきゃという制度じゃないの」

   優秀な選手を集めてプロ野球の盟王に君臨したいのが巨人。古い話だが‘江川騒動’はその典型なケースだ。すったもんだして4年前にはドラフト制度を改変。「希望入団枠」を設け「倫理行動宣言」を出してカッコだけはつけた。

   欲しい選手には栄養費とか奨学金を出して裏金、つまり前渡し金を出す。先物買いにカネ。

   表面化したのは西武球団。ゲストの二宮清純がきっぱり。

   「プロとアマとの構造的問題ですね。これは氷山の一角です」・・・西武一球団だけの問題ではないとほのめかした。

   「倫理行動宣言には罰則がないんでしょ」と弁護士の田中喜代重が補足する。

   「これでますますプロ野球人気が低下する」という会話のやりとりになったが、いま球界全体がまっ青になっている裏金問題に間違いない。全球団がこぞって宣言した約束に、全球団がたら~りあぶら汗!いつ自分のところに火の手が・・・

「本人は出馬したいんです」

   「どうやら都知事選の候補者の構図が固まったようです」とキャスターの渡辺宜嗣はいう。

   しかし、確定しているのは何人?スパモニがクイズ形式であおった丸山弁護士は記者会見でも明言を避けた。

   丸山不確定候補は「大学の願書だけは取っておこうと」関係書類を取り寄せたことのこと。

   願書を取るのと試験を受けるのとは一緒ではない。

   自分で点火した立候補の火は「チョロチョロと燃えています」というが、都政に対する意見なし、唯一それらしいのをいったのは、無党派といいながら政党の支持を得ている先行立候補者への疑問点。――「これから勉強します」

   なんとも形容しがたい立候補不確定候補。いやその言動はまだ候補とはいえない。不思議な花見前の花火のようだ。

   ものものしく‘隠し玉’クイズの出題者の三反園訓はいう。「本人は出馬したいんです。でもテレビのレギュラーや収録が残っていたりしているんです」おや、テレビ出演優先?

   第五の候補・・・だという有名人は「ふくろう博士」という名前で出たいといっている。22日公示と時間がせまった都知事選の‘後発候補’はお笑い系の様相だ。

本日は朝刊紙が休み。出勤前のみなさんにとっては「何かひとつ忘れ物した気分」になるはずです、きっと。「ざっと今日びの世ん中の事情を知っておくため」あるいは「時間を確認しながら流し見る」ニュース番組のようなショー番組のような!あえていいましょう。「本日はこれといったビッグニュースなし」

文   初代不良家
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