「西武の隠ぺいとはわけが違う大変な問題」

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   北陸電力の志賀原発1号機(出力54万キロワット)で、原子炉が約15分間にわたり核分裂が続く臨界状態に達していた事故が8年間も隠ぺいされていた。

   この事故があったのは、99年6月。定期検査中に起きたもので、制御棒3本が操作ミスで落下し、核分裂が始まってしまったもの。しかも作業のために原子炉格納容器と圧力容器の上ぶたは外されていた状態だった。

   この事故が起きた3ヵ月後には、茨城県東海村の民間ウラン加工施設で臨界事故が発生し、2人が死亡している。もし志賀原発の臨界事故がきちんと報告されていたならば、東海村の事故は防げたかもしれない。

   甘利経産相が「過去のデータ改ざんとは質が違う」と憤り、小倉が「西武の隠ぺいとはわけが違う大変な問題」というように、事故は放射能漏れによる大事故につながる恐れが十分あった。

   電力業界は、昨年の秋以来、データ改竄など隠ぺい体質が次々と明るみにでており、今回の隠蔽で信用失墜にさらなる拍車も。

文   モンブラン
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