「経済バラエティ」はネタ選びがむずかしい

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   テレビ東京で3月14日の夜に放送された「ヘルメスの悪戯」は、“経済エンターテインメント”をうたったユニークな番組だった。

   司会は、鳥越俊太郎と大橋未歩アナと劇団ひとり。ほかに、山田五郎や松居一代とかがひな壇にいたけど、鳥越さんがなかなかいいオジサンに映っていたね。

   “経済エンターテインメント”っていうから、いったいどんなことをやるのかと目をこらして見たんだけど、なかなかしっかり作ってある番組だった。

   取り上げていたのは、「いい旅・夢気分」という20年以上も続いている長寿番組や「ラスベガスを抜いた」とも言われるマカオのカジノ。それぞれの成功のウラにどんな法則があるのかを分析したあとに、その法則を使った斬新なビジネスアイデアを提案しようという趣向。今回は、「新しいことを2割やって、従来のことを8割やるとうまくいく」という「2対8の法則」にひっかけて、「カラメルソースが2割のプリン」を提案していた。

   こんなふうに、なんとかして経済を面白くみせようとするバラエティ色の強い番組だったんだけど、次から次へといろんなことを取り上げるので、慌しい感じがした。むしろトコトン突き詰めたほうがいいと思うんだが……。たぶん、いろいろやらないとお客が逃げちゃうと考えているんだろうな。

   最近はドラマも「ハゲタカ」とか「華麗なる一族」とかエコノミーに関するものが増えているから、今後もこの手の「経済の視点をもったバラエティ」は出てくるだろう。でも、ネタ選びが大変そうだ。庶民感覚に直結した、小難しくないネタじゃないとダメだから、面白くするのは並大抵のことじゃないだろうなと思ったよ。

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