2018年 7月 19日 (木)

「このあとズバッ!と生激論」

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   テレビの作法のなかで腹が立つもの――「このあとすぐ!」や「まだまだ続く!」というキャッチはそのひとつだ。これが本当だったことがない。テレビ番組は一秒単位で制作しているらしいが、視聴者向けの時間にはとってもルースだ。

   朝イチ5時30分のトップで、みのもんたが「(都知事選の候補4人が)このあとズバッ!と生激論」と言ったとき、その後2時間以上待たされるとは思わなかった。「このあと」の「この」の中身が知りたい。

   「候補者への意見・質問募集」という名の番組内番宣が何度も流れたのち、ついに候補者たちがスタジオ入り。まるでマイケル・ジャクソン級スターの来日公演である。ついでに奇行ぶりという点でもキング・オブ・ポップなみだったのは、黒川紀章だ。

   一人だけ仕事の都合でマレーシアからの電話出演となった建築家は「現在の心境を歌にたとえると?」との番組側の質問に、「みちのーくひとーりたびー」と節をつけて歌い出す。石原慎太郎・都知事との関係を聞かれると「友達だと思ってたんですが、(石原は)認知症なのか、自分との関係を忘れてしまったらしい」と口撃する。

   浅野史郎・前宮城県知事がマジメにしゃべっている間にも割り込んできて、みのの制止をきかず、不規則発言。世界の建築家だけあって、石原の箱モノ・都市行政に批判を集中させた。

   誰だかしらないけれど、黒川を「有力候補」に入れた人はワイドショー的に功労賞をあげるべきだ。

文   ボンド柳生
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