「素敵な役者で我々世代は印象深い」

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   大映の二枚目俳優でデビューし、『暴れん坊将軍』などの軽妙でコミカルな役柄でもなじみ深かった船越英二さんが84歳の生涯を閉じた。

   番組は、芸能リポータの武藤まき子がこの訃報を報告したが、冒頭に、長男で俳優の英一郎さんとの関係を「深いミゾがあって息子さんは(死に目に)会えなかった」と、なぜか親子のミゾを強調した。

   理由として武藤は、映画監督を目指した息子が途中で俳優に転じたことに英二さんは批判的だったこと、女優・松居一代との結婚に反対だったことなどをあげた。

   しかし父親と息子の関係は、この程度のことで「ミゾが深まる」と言えるのかどうか。細かい点で様々な思いはあっても、親子に貫いている気持ちは単純、明快なのではないか。

   後半で武藤は、息子が芸名である『栄一郎』を『英一郎』に替えたのを「父親が喜んでいたことを発見しました」と、ミゾが解消されていたことを大発見のように取り上げたが、おおげさすぎるだろう。

   「親子のミゾ」をストーリー風に仕立てるために、死に目に会えなかったことをムリに結び付けたのではという疑問が残る。

   キャスターの小倉智昭は「親子のミゾ」については特に触れずに、「素敵な役者で我々世代は印象深い人でした」とだけコメントしていた。

文   モンブラン
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