2024年 3月 28日 (木)

ニッポンは狂ってる!
次世代に莫大なツケ

   「血税の無駄遣い」「ハコモノ行政」「土建国家」そのなれの果て・・・ゲストの落合恵子は叫ぶようにいった。「この国のどこが美しいの」

   スパモニが4年半かけた告発番組「納得できない!!‘仰天ハコモノ’SP」に目を奪われた。全国民激怒の巨大で醜悪な光景が、これでもかこれでもかと見せつけられる。

   激怒・爆発状態のスタジオ。日本列島97か所、2兆5千万円の「血税の墓場」を丹念に取材してきた玉川徹リポーターはなだめ役となった。しかし・・・・

   「ニッポンは狂っている!次世代に莫大なツケを回した。ニッポンの狂気だ」(紀藤正樹)
   「右にならえの愚・・・目先の利益にとらわれて、みんなで右にならえをした結果ですね」( 渡辺宜嗣)

   激怒したのはスタジオばかりではない。「おれにもいわせろ」と菅原文太。「日本人の心の荒廃そのもの。政治と行政が結びついて無駄遣いはする、隠蔽する。われわれがやったらコレですよ」と両手首を合わせた。手錠ものだというゼスチュアだ。

   大阪の巨大なジャングルジムに、スポーツ評論の立場から二宮清純はいう。「170億もかけるなら、子どもが自由にキャッチボールなどができる原っぱを作るべきだ。いま子どもが走り回れない環境で足幅が狭くなっている。将来的には満足に立てなくなる」

   なだめ役の玉川徹は「役人の中には組織の論理でやった、間違いだったという人もいました」というコメントで多少は救われた思いはしたものの・・・納税者の怒りはなぜ選挙に反映されないんだろう?

「ぼくにとっては幻のラーメンですよ」

   ちっぽけなラーメン屋の閉店にヘリコプター取材。東京・池袋の「大勝軒」が創業45年の歴史に終止符、本日をもってやめることになった。

   「つけめん」発祥地であり、人気のラーメン屋とあって、連日、長蛇のお客さん。

   「さよなら大勝軒」~最後のずるずるをしたいお客さんの行列は?ということでヘリコプター取材となった。ラーメン関連では前代未聞のビッグニュース!

   狭い横丁には行列がずらり。一番乗りは前日の夜10時。そして朝10時ちょい前には400人が・・・これで打ち切り。打ち止め。

   店内には10数人しか入れないので、最終の人が食べられるのは夕方の6時くらいとのこと。恐るべしラーメン党の執念。

   人気の背景には麺の量に加えて、店主の人柄が反映されたサービス?にあるようだ。<支払いは自己申告><ビールの栓は自分で抜く><出前はお客が持ち運ぶ>こんな温かみも味わいとなって親しまれた・・・・

   紀藤正樹が口惜しそうにいった。「何度か並んだけど入れなかった。ぼくにとって幻のラーメンです」ハートウオームな話題でした。

‘仰天ハコモノ’のテーマで強調した鳥越俊太郎のコメントに異議あり。税金、年金の無駄遣いの元凶は、アメリカに内需拡大を押し付けられた結果だとする。「海部内閣のときにアメリカのいいなりになったからだ」‘日米の情けない関係’というが、現実には選挙で国民の支持を得たニホンの政権が実行した。少数意見を無視する気はないが、いつまでもあくまでもアメリカの圧力のせいだとするのは納得がいかない。

文   初代不良家
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