2024年 4月 23日 (火)

NHKハシゲン会長、よく踏ん張っている

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エレキ君

開会中の通常国会では、NHK改革など放送関連法案の行方が気になるところ。

テレビ君

放送法改正案の目玉はNHK受信料支払いの義務化。菅総務相は国民の理解を得るため受信料の2割引き下げをNHKに要請。橋本・NHK会長は「増収の目処が立たない」とずっと拒んでおり、義務化は今国会では見送られる方向になった。

アドバ君

NHKが2割引き下げを拒んださい、菅総務相は「改革をやろうという雰囲気がNHKからは伝わってこない」、自民党の郵政族も「視聴者に負担を負わせ、NHKだけ太るのは論外」と反発したが、橋本会長は態度を変えなかった。

プレス君

人の良さが取り得のハシゲンさんにしてはよく踏ん張っている。料金体系の抜本的な見直しについても「徴収率の動向や合理化策を総合的に検討して9月に示したい」と時間稼ぎで逃げ切る構え。これはご立派。

テレビ君

料金体系の見直しが9月までかかる、というのはまやかしにすぎない。NHKの人とモノをもってすれば1ヶ月以内でできる。9月まで伸ばしたのは、そのころには内閣改造があり菅総務相は代わっている-と読んだのではないか。

エレキ君

次に、関西テレビの番組捏造問題。この問題を扱う新聞記事のほうも小さくなった。<3月13日、関テレの社外調査委員会が開かれた>という記事も朝日新聞の見出し3段が目立つ程度で、詳しく報じてきた東京新聞はベタ記事だ。

アドバ君

記事は<データなどに捏造の疑いがある放送が新たに数件見つかった>という内容だった。しかし、忘れっぽい、日本人の習性も困ったもの。「人の噂も…」で終わらしてはいけない。

テレビ君

テレビのほうもほとんど報じなくなった。テレビ東京の菅谷社長が定例会見で「フジのトップは番組を放送した以上、説明責任が必要」とおせっかいやいた直後にテレ東の番組で映像すり替えが発覚。これが効いたか。

プレス君

総務省が再発防止計画の提出を放送局に求めることを可能とする放送法改正を言い出したら民放もNHKもすぐに反応した。これは当然なことだが評価していい。

テレビ君

民放連とNHKは「BPO(放送倫理・番組向上機構)の機能強化する」と発表した。BPOにはウソの番組を放送した放送局に対して再発防止策の提出を求める勧告を出す権限を持たせることにした。しかし、自らやるのでなく外部のBPOに丸投げするというやり方については批判も出ている。

プレス君

そもそも総務省が検討している再発防止策の報告を求めるという放送法改正を阻止するのがねらい。NHK、民放が一緒になって権力に立ち向かうような姿勢は立派だが、敵に隙を見せるようなことをしないことが肝要だ。

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