5年後の手紙 ~大阪・白いポストに託された願い~(にっぽん紀行)
2007年03月23日17時07分

(c)NHK
大阪・千里ニュータウンにある豊中市立第八中学校では、卒業式を間近に控えた中学3年生が「5年後の自分」に宛てた手紙を書く。「将来は美容師になりたい」「幸せな家庭を築きたい」など15歳の純粋な気持ちをつづった手紙は、卒業式に学校の特製ポストに投函。20歳を迎えた成人式の日に再び手元に届けられる。5年間で、希望通りの人生を歩んだ人もいれば、思わぬ挫折を味わった人など卒業後の人生はさまざま。しかし、15歳の時の手紙を受け取ることで当時の純粋な気持ちを思い出し、挫折した夢に再チャレンジする若者もいる。成人した卒業生は「5年後の手紙」をきっかけにどう新たな人生を切り開くのか。奮闘する若者たちを描く。