「バカな警察官の思い込みで何も動いてない」

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   またも、警察の怠慢が焦点の裁判。99年に栃木県で起きた須藤正和さん(当時19)リンチ殺人事件で、遺族が求めた損害賠償訴訟の控訴審で、東京高裁が「捜査をしていれば殺害を防げた確率は3割」「被害者にも5割の非があった」と奇妙な判決を出した。

   正和さんは不良グループに監禁され、金をせびられた上にリンチを加えられていたが、栃木県警石橋警察署は、父親の捜索願いを受け付けず、銀行の防犯ビデオも「事件になってもいないのに」と見ようともしなかった。さらに、警察で訴えているときに入った携帯電話に、警察官が「石橋署だ」といったことが、正和さん殺害につながった、とされる。

   1審の宇都宮地裁は捜査の怠慢との因果関係を認めて、県に9600万円の賠償を命じたが、昨日の高裁判決は因果関係をすべては認めず、賠償額を1100万円とした。被害者がグループの一員と誤解されてもしょうがないという論理である。

   みんな怒った。

   「救えた可能性は3割と裁判所が人の命を割合で示されたら、遺族はたまらない」(義家弘介)

   「仲間に拉致されてボコボコにされていたのに、一緒に遊んでると思いこんだバカな警察官の思いこみ、そこからなにも動いてない。裁判官は3割、5割の内容を具体的にいわないとダメ」(テリー伊藤)

   加藤浩次は「(父親の訴えが)切迫していなかったって、あまりにも失礼でしょう」

   父、光男さん(56)はまだ闘うという。

文   ヤンヤン
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