2018年 7月 20日 (金)

「青い空、白い雲の世界はなくなりました」

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   きっかけは<植木等がいた時代>であった。

   ♪ぜにのないやつぁ 俺んとこ来い 俺もないけど 心配すんな みろよ青い空、白い雲そのうちなんとかぁ なるだろう・・・スタジオはなんと小声で唱和となった。

   桜満開の東京のこの日。スーパーモーニングのメイン・キャスターを卒業する渡辺宜嗣は懐かしそうにテレながら歌って・・・ポツリ。

   「いまや、青い空、白い雲の世界はなくなりましたね」

   1960年代を中心にした高度成長期に「無責任男!」を謳歌した植木等というコメディアンがいた。国民全体が実感した<1億総中流社会>といわれた時代だった。

   スパモニは<格差社会の現実SP>として「中流が失われた時代」に焦点をあてた。キーワードは「格差社会」をトップに「ニート・フリーター」「ワーキングプア」「非正規雇用」「ワンコールワーカー」・・・激論となった。

   「いまの若い人は、今日より明日がもっと悪くなると思ってます」と弁護士の橋下徹。

   医療費、年金、税金のアップ・・・「無責任男の世代はモノにおどらされて、だまされたんです。結果としてリストラされて、いまの中国のような特権階級社会を作ってしまった」

   「コツコツと働いて、平等であることの幸せを目指して、落ちるところまで落ちてしまった」(ジャーナリストの大谷昭宏)

   「もう負け組は永久に勝てない。いまや3アウトじゃなくて1アウトでダメという競争社会」(明大・高木勝教授)絶望的な意見の連発で、こっちも暗い気分にさせられた。

   「もはや三丁目の夕日は夢だったんでしょうか」渡辺宜嗣はため息をついた。

文   初代不良家
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