2018年 7月 19日 (木)

「精神的に弱いから、ではたまらない」

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   小児科医の「過労、うつ病、そして自殺」をめぐって、労災を認めた東京地裁が今度は全く正反対の判断を下した。「法律の根底にあるのは、その時代の社会常識」であるはず。その法律に基づいた判断が裏と表の二つに分かれるのはいかがなものか?

   小児科医が自殺したのは当直勤務などの過労でうつ病になったからだとして、遺族が病院に損害賠償を求めた訴訟の判決が3月29日東京地裁であった。そこで出された判断は「原告側の請求を棄却する」。

   この小児科医の自殺をめぐっては今月14日、同地裁の別の裁判部で「過労でうつ病になり自殺した」と因果関係を認め、労災を否認した新宿労基署の決定を取り消したばかり。

   前回裁判の判断は、過重勤務がうつ病になり自殺につながったとしているのに対し、今回裁判はうつ病になったのは過重勤務ばかりでない。不眠や痛風の発作に悩んでいたことも影響していると、棄却したのだ。

   そこで、報告した笠井信輔アナが「個人の資質で、あなたが弱いからこうなったというのでは堪らないですよ」と。因果関係をめぐる裁判所の判断は他でも問題視されている。裁判官の主観がはいりすぎるのでは?

文   モンブラン
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