2018年 7月 22日 (日)

「国は生活保護費を打ち切りたい、ペットはその口実」

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   「ペットを扶養家族として人口に組み入れたら」と書いたネコ好きの作家がいたほど、世はペットブーム。ところが「ペットを処分しなければ生活保護を打ち切る」という今時珍しい強権的な市が現れた。

   『所太郎のそこが知りたい』シリーズ。『ペット虐待』につながりかねない勇気ある、時代錯誤の静岡県伊東市を取り上げた。

   発端は昨年夏、14か所ある市営住宅のうちの一つで、12匹のネコを飼う独居男性と近隣住民の間で、悪臭、ノミ、ダニをめぐって、傷害事件がおきた。

   それまで市はペットを黙認していたが、事件を契機に「ペットを処分しなければ退去」と選択を迫った。やむなく5世帯が退去し、8世帯が処分に応じた。しかし、13世帯はまだペットと共に暮らしており、業を煮やした市は「ペットを処分しなければ生活保護を打ち切ることもある」と、過酷な追い討ちを。

   住民はこのほど「現在飼っているペットは一代限りはみとめて」と切ないような嘆願書を提出した。しかし、市は「一匹もいなくなるまで断行する」となぜか頑な。

   慶大教授の中村伊知哉が「行政として血が通っているとは思えない」。北野誠が、根拠があるのかどうかわからないが「国は生活保護費を打ち切りたい。ペットはその口実ですよ」と断定。

   「ペットの処分」を別の言葉でいえば「ペットを殺せ」。今朝の新聞報道で、ペット人気の高いフェレットを虐待したとして男が逮捕されたが、一体どうなっているのだこの国は。

文   モンブラン
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