2024年 3月 29日 (金)

「新庄効果」の大きさ、改めて実感

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エレキ君

春爛漫。プロ野球が開幕、注目された巨人戦の視聴率は13.1%(関東地区)とナイターで過去最低だった。(ビデオリサーチ調べ)

アドバ君

全国区スタイルを貫く巨人=日本テレビにとっては痛い。開幕戦には長嶋元監督が姿を見せ、星野日本代表監督が始球式をするなどの大掛かりな“仕掛け”をしたが昨年(15.9%)も下回った。

テレビ君

巨人戦以外ではソフトバンクが北部九州地区で20.6%、中日も名古屋地区で20.3%と20%超。阪神は関西地区で15.6%と振るわなかったが、負けていなければ、もっと数字は上がったと負け惜しみ。

プレス君

ここ数年の地域密着型球団経営が根付いたようにみえる。しかし、西武-楽天戦は関東地区で5.6%、仙台地区で8.9%と伸び悩んだ。日ハム-西武も札幌地区で10.4%と昨季の新庄効果の大きさを改めて実感した。どの球団もスター選手頼りからの脱皮が急務なのは「わかっちゃいるけど…」。

エレキ君

それにしても、西武の不適切な金銭供与問題の中間報告は開幕したプロ野球に水を差した。アマ監督ら170人に最高1000万円、5人の選手に6000万円の裏金が渡された。選手は計7人になった。ファンの衝撃は大きい。

アドバ君

2004年に横浜に入団した那須野投手が、球界内で申し合わせた契約金の上限額1億5000万円を大幅に上回る5億円を貰っていたという話もびっくりしたね。横浜は「裏金ではない」と強弁しているが……

テレビ君

オリックスの元代表が「現役のスター選手も裏金と無縁でなく、徹底的に調べ ればプロ野球がつぶれるくらい根は深い」と語っていた。テレビ中継にもプラスはない。膿みを出しきれるか、頬かむりしていたらプロ野球の存続さえ危ぶまれる。

プレス君

渡辺・巨人会長の「(西武が)よそのことを言う資格はない。モラルの欠如。まず自分の身を正すこと。非常識だ」という発言はおかしい。臭いものに蓋か。渡辺会長は開幕前に騒がれたドラフトの希望枠の問題でもファン=世論と正反対のことを言っていた。ご専門の政治以外のことに口を挟まないほうがいい。

テレビ君

新聞もノーテンキだ。<「プロ野球に行かせれば1千万円はもらえるよ」。学生野球の著明な監督が話したことがある>と朝日新聞の解説記事にあった。それを知った時点でなぜ、突っ込んだ取材をしなかったのか。なぜ、書かなかったのか。

アドバ君

「田中金脈」を文藝春秋で立花隆が追求した際、「新聞は知っていたのに書かなかった」と厳しく指弾された。あのくりかえしだ。こんなことでは、プロ野球の将来を心配するより自分のところ(新聞)を心配したほうがいい。

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