世界一早い公開「スパイダーマン3」 いよいよ映画・夏の陣

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   アメリカでは、5月最終月曜日のメモリアル・デイ(戦没者追悼記念日)から6月の卒業式を経て9月最初の月曜のレイバー・デイ(労働の日:翌日がバック・トゥ・スクールの新学期開始)までの15週間が夏の映画シーズン。全興行成績の40%位はこの期間にあげる。だから当りそうな作品はこの時期に集中する。

© 2007 Sony Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
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   11月のサンクスギビング・デイ(勤労感謝の日)からクリスマスまでは、アカデミー賞狙いの芸術的な映画を公開する。日本はアメリカより一歩早く4月末からのゴールデン・ウィークで一斉に映画人口が増え(1950年代、GWの名付け親は大映の永田ラッパに仕えた松山専務)、梅雨を抜かして7月から8月の夏休みに映画が盛況を見せる。

    さて今年のラインナップはというと、シリーズものの花盛り。「パイレーツ・オブ・カリビアン」3作目、「ダイハード4.0」「シュレック3」「ファンタスティック4」の2。シリーズものではないのは「トランスフォーマー」くらいだ。

   その中で「目玉だ」とソニー・ピクチャーズがはしゃぎまわっているのが「スパイダーマン3」。アメリカではメモリアル・デイを前倒しする公開がこの3-4年の傾向で、第一弾として5月4日に世界公開となる。ところが日本ではゴールデン・ウィークが既に始まっている。強力ラインナップに食い込むにはGW期間中に始めなければと、何と全世界に先駆けて3日早い5月1日公開に踏み切った。

   先週4月16日は、これも全世界で初めてのプレミアショウが小雨降るTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。濡れそぼる赤絨毯の上で寒さに震える観客の長蛇の列。上映1時間半前から厳重な荷物チェックが行われる。携帯やカメラ、録音機の類は封筒に入れて預かり、荷物を広げて金属探知機を通す。JFK空港もかくやと思うシビアなチェック。「海賊版防止対策」のためだ。中国や韓国での上映じゃないっての。日本人はそんなことしないよ。

   監督のサム・ライミをはじめ主演のトビー・マグワイアー、キルステン・ダンスト、ジェームス・フランコ、トーマス・ヘイデン・チャーチと、スタッフ、キャストの揃い踏みだ。上映前に舞台挨拶があり、翌日には六本木アカデミーヒルズで記者会見が行われた。

   これを手始めとしてアメリカでの上映を終えた上記夏の作品が、役者や監督のお披露目を兼ねて続々と日本に上陸し公開される。劇場予告編で期待を脹らませ、ワクワクしながら「公開」を待つ楽しみはひとしおだ。

恵介
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