「車掌に知らせるのも一人では難しい」

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   JR西日本の特急電車内で女性を乱暴した男が強姦容疑で再逮捕された。1時間半に及ぶ男の異常な行動に40人ほどいた乗客は誰一人手出しができなかった。この居合わせた乗客の対応に、コメンテーターの意見が分かれた。

   常習犯で有名だったという男は、解体工、植園貴光(36)=現在、別の強姦罪で公判中。犯行は、2006年8月3日夜、福井駅を出発した特急「サンダーバード」の自由席車両で起きた。一人で旅行中の女性の隣に座り、「殺すぞ」と脅し、トイレまで連れ込んで延べ1時間半にわたり暴行したという。

   漫画家の江川達也が「注意して殺された事件もあるので簡単にできることではないが、1時間半もあったのだから通報ぐらいは」と、疑問を呈した。

   これに弁護士の橋下徹が「車掌に知らせるといっても一人でやるのは難しい。しかし、皆でやればできる。偏差値とか道徳だとかいうより、これまでにこういうことを誰も教えてこなかった」。

   そこで作家の吉永みち子が「とっさの時のために何ができるか、自分でシミュレーションしておくことが必要ですよ」。

   言うのは簡単、しかし実行するのは難しい典型的なケース。だからといって黙っているとこういうバカがまた出る可能性もある。

   また、安全維持は事故ばかりでない。車内の犯罪防止も鉄道会社の義務だろう。悪戯防止のためか非常ボタンが分かりにくいのは、犯罪防止意識が足りないからといえなくもない。

文   モンブラン
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