「薬物やっているとしたら面倒ですよ」

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   また元暴力団関係者による立てこもり事件。拳銃の乱射で2人の警察官が死傷、犯人の子供2人も撃たれてけがをした。『スパモニ』も他局と同じく、現地中継をまじえ詳報した。

   事件の輪郭は昨夕から報道されたが、テレビ画面には、犯人に撃たれて倒れたまま晒された状態の無残な警察官の姿だけが流された。警察官は大木明史巡査部長(54)、撃ったのは元山口組系暴力団員、大林久人(50)。

   今朝の『スパモニ』は一部始終を目撃したという隣接住民との電話インタビューに成功、生々しい事件の模様が伝えられた。それによると――

   A:事件発生時の状況は?
   「最初人が争っている声がして、『またか』と思ったら1発目の銃声を聞いた。外を見たら人が倒れ込んだのが見えた。4時ごろまた発砲音があり、そのあと犯人は部屋にひきこもって膠着状態になった」

   A:倒れた警察官の救出の様子は?
   「20人から30人の部隊がタテをかざしながら近寄り、倒れた警察官を引きずり出そうとした時に、また発砲音がした」

   A:犯人は暴力団関係者だというが?
   「暴力団員云々というより、日ごろから何を言っているのか分らない人だった。外へ出て一人で叫んだり、薬物か何かやっていたという感じ。誰が見ても尋常でない状態でした。警察官が来ていたこともあった」

   A:家族構成は?
   「そういう風貌でしたし、庭は荒れていたので一人で住んでいるのかなと思っていた」

   倒れた警察官を救出する際に銃撃され死亡した機動隊の林一歩巡査部長(23)は同期生124人の中でトップの成績。読売新聞社会部にいた大谷昭宏は「23歳で巡査部長というのはすごい優秀ですよ。将来の署長候補だったでしょう」

   昨日は長崎市長暗殺事件からちょうど1か月目。暴力団関係者の拳銃殺傷事件が後を絶たない。大谷は「犯人が薬物をやっているとなると厄介ですよ」、弁護士の石丸幸人も「拳銃も徹底的に取り締まらないと」。野放図のままの拳銃と薬物。裏社会の二つの“凶器”が現実の恐怖となって表に出た事件だ。

文   モンブラン
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