「なぜ収入が下がるか考えたほうがいい」

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   タクシーが値上げになるかもしれない。冬芝国交相も「運転手さんの生活を守るためにはやむをえない」との姿勢だ。認められると10年ぶり、東京では初乗り660円が810円に?

   たしかに運転手の生活はきびしいようだ。都内の平均で、年収406万円。全産業労働者の平均が672万円。番組は「格差社会の象徴」と決めつける。

   タクシー経営者は「タクシーには仕入れがない。収入が労働条件につながる」という。が、タクシー業界が運転手を踏みつけにして成り立ってきたのが現実だ。

   日本一安いタクシーというのが面白かった。徳島の金比羅タクシーは30年前から値上げせず。いまも初乗り260円だ。といって、運転手の給料はほかよりいいと。ただし、流しはやらない。予約のみだとコストが下げられるのだと。しかし、これはあくまで特殊ケース。

   「自由競争が本来でしょう。企業理念の問題だ。利用者が考える問題じゃない」とみのもんたはいう。

   運転手の収入は、東京都で95年の528万円が05年には406万円に。10年で100万円以上も減っている。この間タクシー台数は4000台も増えている。しかし、今回全国90地域のうち51地域が値上げを申請している。

   「競争してないんじゃないのといいたくなる。タクシーは増えタクシー会社は経営している。だめならつぶれるはず。なかで、なぜ収入が下がるのか、運転手さんはもっと考えた方がいい」(みの)は確かに正論だが‥‥

   最後に物価の比較。64年と91年。

   ◇タクシーの初乗り:100円→520円

   ◇ カレーライス:98円→560円

   ◇ もりそば:50円→413円

   ◇ 理髪:317円→3081円

   ‥‥かえって、なにがなんだかわからなくなった。

文   ヤンヤン
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